こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
私はペットシッターという仕事をしているにもかかわらず、動物のお世話で苦手なことがいくつかあります。
今回の繁忙期でちょっと大変だったことがあったので、最近のおしごと紹介という意味でお伝えしますね。
もし動物のお仕事をしたい方がいたら、気軽に読んでみてください。
今回は、「キャットシッターとしての、最近のお仕事紹介&便利な猫グッズ紹介。」についてお伝えします。

ペットシッターなのに、苦手なこと
私が苦手なことは、ズバリこちら。
- 珍しい犬種・猫種の名称を覚えること
- トリミングのデザイン名称を覚えること
- 薬嫌いの猫さんへのお薬投与
私にとって、犬さん猫さんはそれぞれ細やかな個性があるので、「犬種・猫種」として覚えているわけではないようです。

一応動物のお仕事なので、自分なりに調べてメモしておく程度。
それよりも、それぞれの子の目線や、どんな匂いに興味をもつのか、どんな接し方が安心するのか、などといった、その子だけの「特性・個性」の見極めの方がずっと重要だったりするんですよね。
それと同じで、トイプードルさんのトリミングデザインも、ちょっと疎い…。

もうこの仕事を10年しているというのに、先日「◯◯カットって、こういうデザインのことか!」と知ったくらいです。
動物の仕事をしているんだから、それくらい知っておけよという感じですね…すみません、言い訳せず精進します。
で、私が今回お伝えしたいのは、最後にあった「薬嫌いの猫さんへのお薬投与」です!
薬嫌いの猫さんへのお薬投与
自分と暮らしていた猫たちには、腎臓病の猫にインシュリン注射をしたり、お薬を飲ませたりするのは日常的な行為でした。
ただ、ペットシッターとして接する猫さんは、家族としての感覚と全く違います。
猫さんからすると、自分のテリトリーにやってきて、薬を無理やり飲ませてくる人って、シンプルに恐怖だと思うんですよね。
信頼関係は崩したくないので、ペットシッターならば薬の投与技術は、やはり必要だと思います。
私も猫さんへの薬投与については、副業時代にたくさん修行させてもらいましたよ〜。

ちなみに、犬さんの場合は、嬉しそうにパク!として終わり。
今回は、絶対にお薬を飲ませるミッション
今回の繁忙期は、ガン末期の猫さんがいました。
付き合いは長いのですが、毎度薬を見るだけで逃げ出してしまう子です。
しかも、朝・晩あわせて、5錠(!)の薬を投与しなければいけない…。
リアルに生命線となるお薬なので、「飲ませられませんでした」は、プロとしてはなんとか避けたい。

いやあ、久々に緊張しましたねえ。
ただ、猫飼いのみなさん全員に知っていただきたいのですが、現代では素晴らしい補助商品も登場していますよー!
プロのペットシッター、おすすめの薬用トリーツ
薬投与で絶対に失敗できない時に、私が最終手段として使うのは、投薬補助商品「メディボール」です。

これが登場した時は、「き、救世主キターーー!!」と思いました。
猫飼いのみなさん、ご存知でしょうか?
動物病院にもよく置いてある商品でして、味もいろいろあります。

まずは、かつお味・まぐろ味がおすすめ。
薬投与に苦労していたら、試す価値あり
この商品、私が実際に試してみたなかで、シニア猫さん・薬嫌い猫さんにはかなり役立ちました。
特にステロイド系のお薬は、めちゃくちゃ苦いので、猫さんが味わってしまったら負けです。(よだれダラダラで吐き出しちゃう。)
とある猫の飼い主さんがこれでお困りだったので、こんな補助商品もありますよと伝えたら、早速購入していました。
で、「このおかげで、猫も自分も薬投与がストレスでなくなった!」と感動していました。
薬を出すと、喜んで寄ってくるようになったそうです。よかった。
もし猫さんへの薬投与に苦労している方がいたら、一度試してみてくださいね。
まとめ
以上、「キャットシッターとしての、最近のお仕事紹介&便利な猫グッズ紹介。」についてお伝えしました。
自然に飲ませられない、ちゅーるやウェットフードに混ぜてもダメだった!
と、お困りの飼い主さんがけっこういらっしゃるので、今回私の愛するメディボールをご紹介してみました。(猫飼いでない方、関係ない記事ですみません。)

ちなみに、動物への投薬は第三者がやると医療行為と認定される場合もあるので、実はペットシッターがやっていいものか?についてはグレーゾーンです。とはいえ、必要なお薬を与えない選択肢はないので、業界全体で黙認されている感じ。このニュアンスを説明するのが難しいのですが、一応ご注意を。最初から投薬自体を断るペットシッターさんもいらっしゃいますので、お願いしたい方は事前に契約を確認しましょう。
あと、薬投与で最も重要なのは、投与する側がリラックスすることですね。
本格的に投与が必要になる前に、「どんな方法なら、ストレスなく薬が飲めるか。」を把握しておくと、対策を探れるのでおすすめですよ。
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