お金は結局なんのため?他人と比べず、お金に振り回されない人生を送る方法。

ミニマルライフ

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

皆さんは、何の目的で蓄財していますか?子どもの教育、住宅購入など、さまざまな理由があると思います。

私の場合、家、車、子どもの予定はないので、今後の人生でお金がかかる大きなイベントといったらもう病気か介護になってしまうかもしれません。

しょっぱなからしんみり気分になっちゃったね・・・

何のためにお金が必要なのか?

これは本当に人それぞれですが、他人と比べた瞬間に見失ってしまうことです。今回は、皆さんが自分自身の「お金」について考えるきっかけになればと思い、自分の場合を綴ってみます。

目標は個人資産3000万円

現在、個人資産3000万円を目標にゆるくコツコツ貯めていけたらと思っているのですが、特に明確な目的があるかといえばそうではありません。ただよく考えると、自分の人生から外せない、理想の暮らしがひとつだけありました。

それは「大好きな動物とずっと一緒に暮らす」こと。

私は小さな頃からたくさんの動物に囲まれて育ったので、人間より動物といる方が自然です。一番の親友はゴールデンレトリバーだったし、愛猫の出産を手伝ったりもしていました。高校の友人からは「途中であんたも犬になるかと思った」と言われるくらい、ずっと愛犬たちと一緒にいました。

都心で一人暮らしをしていた20代の数年間だけは動物を飼っていなかったのですが、振り返ればその数年が私にとって暗黒時代でした。そのくらい、動物との暮らしは私の人生にとって重要なものなのです。

理想の暮らしは「大好きな動物とずっと一緒」

これが他人から見て贅沢な夢なのか、慎ましい願いなのかは私にはわかりません。

でも自分にとっては自分の健康経済的な余裕が両立しない限り不可能なので、個人的にはハードルが高いことなのではないかなと思っています。

今は夫がいますが、未来に何が起こるかはわからないので、この先離別してシングルになる可能性だって全然あります。その場合は今より自立した経済状況でないと、動物と暮らすには心もとないです。

さらにいえば、動物が病気になることだって、私が体を壊して入院することだってあります。私は保護犬の預かりボランティアをしていた時期があるのですが、そういう状況で捨てられる動物が本当に多いのです。

そして、病気で入院することになり、泣く泣く手放すしか選択肢がない方の話も多く聞きました。これは私にとって、他人事とは思えませんでした。

お金は理想の暮らしを叶えるためのツール

ではそうならないためにはどうすれば良いのか?答えは簡単です。

お金がそのためのツールになるのです。

現代はお金さえあれば、たいていのことはサポートしてもらえる素晴らしい時代です。私もペットシッターというお仕事をしているので、事情があってどうしてもお世話できない方や、動物の介護に疲れた方のサポートもさせていただいてます。

私が一番怖いのは、飼い主がひとりで抱え込んで、閉鎖的な環境で動物を不幸にしてしまうことです。周囲に助けを求めるためには、やはり十分な経済的余裕が必要になるのだと思っています。

叶えたい暮らしにはいくら必要?

私は「大好きな動物とずっと一緒に暮らす」ために必要な額のお金があれば、人生は満足です。それがいくらなのかは迷いどころですが、そういった意味でも3000万円まで貯めれば自分の老後含め、まあ問題ないだろうと思っています。

ここでお伝えしたいことは、私にとってはあくまでお金はツールであって、貯蓄額を際限なく増やすことは目的ではないということです。もし個人資産3000万円の目標を達成したら、それ以上のお金は私には不要です。

そのため、その時点で積立投資はストップして、そのまま株式市場に寝かせて必要な分を引き出していくにしようと思っています。

お金に振り回されていない父

私の父は漁師なのですが、とてもわかりやすいマインドで仕事をしています。私はその考え方がとても好きなので、ここで紹介したいと思います。

父は、もう70歳を過ぎた年金生活者なのですが、いまだに現役で船に乗っています。

詳しくはわからないのですが、現代では希少な船舶免許を持っているので、この歳でも豊富に需要があるのだそうです。現在は業務委託のような形なので、会社から声が掛かって本人が受諾したら海に出ていくというシステムのようでした。

ここで面白いのは、父は欲しいものがある時だけその依頼を受けるということです。たとえば去年は「立派な墓がほしい」とのことで、数ヶ月フィリピンの海で働いていました。今年は「株の種銭がほしい」ということで広島の海にいます。

欲しいものがあるから働く。お金に対する姿勢として、これほどシンプルなものはありません。私はこの歳まで現役で働いている父を尊敬するとともに、お金というものに振り回されていない、シンプルな考え方が本当に素晴らしいと思っています。

まとめ

自分が叶えたいことや好きなこと、楽しいことを自分自身が把握していると、お金はただのツールになります。また、蓄財自体を目的にすることがなくなるので、他の人の貯蓄状況も全く気になりません

自分の本当に理想とする暮らしは何か?それを叶えるためにどのくらい必要なのか?と考えるとわくわくしませんか?

「将来が不安だから」より、自分のほしいものを想像するほうが楽しいよね。

皆さんが理想とする暮らしは何ですか?

その暮らしを叶えるために、いっしょにゆるく蓄財がんばりましょう。

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