こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
よくSNSや動画で、このような表現を目にします。
- 資産1000万円は、上位◯%
- 積立額10万円は、上位◯%
相対的に日本での自分の位置がわかる、という目的での表現だと思います。
ただ、なぜか私の場合、この手の表現でピンときたことが一度もありません。
とはいえ、何度となく目にするということは、皆が知りたい指標ということですよね。
なぜ自分は、この指標に全くピンときていないんだっけ?について、考えてみました。
今回は、「相対比較より、自分のなかの目標と結果に集中しよう。」についてお伝えします。
相対的に自分の位置を認識できる
先日、我々夫婦もいつのまにかアッパーマス層になっていた、という記事を書きました。
資産形成する方なら一度は目にしたことがある、野村総研(NRI)の調査での純金融資産ピラミッドの図がこちら。
これらの有名なデータを眺めることの最大のメリットは、
相対的に自分の位置を認識できる
ということでしょう。
我々ならば「アッパーマス層というやつになったのか」と視認しやすかったです。
それが次の層に行くためのモチベーションになる、ということなのかな?
資産の相対比較をする意味について考えてみたけど、わからなかった!
資産の相対比較という思考ロックを外そう
もちろん、これが次のモチベーションになるなら良いと思います。
ただ、もしあなたが焦ったり、数字の羅列に執着しそうになったら、一度立ち止まってみてほしい!
あくまで私の感覚ですが、金融資産ピラミッド図で夫婦がアッパーマス層になったと知った時、こう思いました。
日本全体で自分の位置がわかったとて、だから何なのだ?
私はどうやらデータと比べて金融資産を増やそうとすることに、違和感を感じているようです。
そういう相対思考で固まると、私の場合はなんだか人生うまくいかない気がするんですよね。
必要額は自分にしかわからない
そもそも自分に必要な額って、相対的に決まるものではなく、自分で算出するものです。
私の場合は、運用1800万円。
貯蓄100万円あれば安心という人もいるだろうし、資産1000万円でFIREしている人もいます。
つまり、資産額は本人にとって必要な額があれば良いのであって、誰かと競うものではないのです。
そのため、私が相対的な位置を知ったところで、「もっと上に行きたい」とも思わないし、「自分は底辺だ」と落ち込むこともありません。
私は自分の目標額を知っていて、自力でそこに辿り着くことのみに興味があります。
自分の過去と現在で、比較する癖をつけよう
私が比べることがあるとしたら、それは過去の自分と今の自分のみ。
10年前は貯蓄がほぼなかったのに、今は2000万円という個人資産を積み上げました。
この経験自体が、私のなかで大きな誇りとなりました。
これは、データ上の資産ピラミッドで上位にいるよりも、きっと私にとっては価値なんですね。
決して高収入ではなかったけど、自分であれこれ工夫したこと(固定費削減や節税)が結果に出て、何よりこんなダメ人間でもやればできた!というのが、心から嬉しいです。
自分のなかの目標と結果を比較しよう
データも一つの目安としてよいと思いますが、私としては、あなたに
マクロな相対データではなく、あくまで自分のなかの目標と結果
で比較する思考を身につけてほしい!と思っています。
相対比較に依存すると、あやふやな軸で自分の幸福度が決まってしまい、人生が不安定になってしまう可能性大です。
私はそれよりも自分のなかでの絶対比較という軸が、自分の未来を愛しくするコツなのではないかなと思っています。
まとめ
以上、「相対比較より、自分のなかの目標と結果に集中しよう。」についてお伝えしました。
結論は、データではなく、こういった比較思考に集中すると幸せになる、ということでした。
- 自分のなかの目標と結果で比較する
- 過去の自分と現在の自分で比較する
一応ことわっておくと「この手の相対データになんの意味もない」というつもりは全くありません。
市場での自分の位置を知ることは、事業をはじめとして多くのことで必要ですからね。
ただ、そこに集中しすぎると不安定になるので、この手のデータは「ふーん」程度に留めておくのがベターだと思っています。
さらに絶対的価値観を軸に持つ人は、他人や社会に干渉されないので、人生イージーモードになりますよ♪
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