好きなことでゆるく働こう。自営業主婦が推すサイドFIREという生き方。

サイドFIRE

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

私は「好きなことでゆるく働く」という自分の軸を大切にしながら、資産形成やミニマルライフを楽しんでいます。

先日このようなツイートをしたところ、フォロワーさんからなるほど!という返信をいただきました。

これに対する返信で、以下のようなご意見をいただきました。

「経済的に自立していたら、賃金を気にせず本当に好きなことができますもんね!」

「賃金を気にしなくていい」という点に、なるほど!!と思いました。今回はこの件について私の見解を綴りたいと思います。

この世はやりがい搾取に溢れている

自分の社畜時代は全くやりたい業種ではなかったのですが、そのかわりかなりの高年収だったと思います。

逆に、私が「楽しそう」と思う職種はたいてい低賃金という場合が多いです。

具体的に私が楽しそうだと思ったのは、カフェ経営、ファッション業界、トリミングサロン、美容師さん・・などです。

もちろん実際には大変なお仕事だと思いますが、好きなことを専門にし、手に職という感じがして素敵だなと思っていました。

ただ、実際に就職した友人たちから話を聞いて思ったのは、人気業界はやりがい搾取の温床であること。

人気業界は低賃金

基本的に人気業界って低賃金ですよね。

ファッションが好きで憧れのショップ店員になった友人は、厳しいノルマと休日や給与の少なさ、そして社員割引があるとはいえ自腹でそのショップの服を購入しなければならないという低待遇を嘆いていました。

他の友人はスタイリストになりたくて、その道で有名な師匠のもとで修行していたのですが、そもそもお給料はないに等しく、さらに「車持ち」「実家住み」しか採用されなかったそうです。

友人は朝も夜も関係なく師匠に呼び出されていましたが(今思うとパワハラですね)、その世界で名前が売れるまでの修行期間はどこも大体そんな感じとのことでした。

私はそんな友人の話を聞いて、ただファッションが好き、というだけではやっていけない業界なのだなあと強く思ったのを覚えています。

私の仕事

私は現在、ペットシッターという事業を個人で立ち上げて活動しています。

「動物の仕事」も人気業種ですし、かつペットシッターという職業はトリマーさんと違って難しい技術も資格も必要ないので、毎年たくさんの新規参入者が現れます。私のところにも「修行させてほしい」という個人の方の依頼がかなりきます。

ただ、自分自身が修行していた時に思ったのは「9割が挫折する」世界だということです。

それもそのはず、たいていの方には「労働と報酬が見合わない」と思うからです。

労働と報酬のバランス

私は週3日を派遣社員として働きながら、副業としてペットシッターの修行をしました。

その時に痛感したのは「1件ぶんの報酬が安い」ということ。特に会社員の給与と比較すると、学生のアルバイトレベルでした。ペットシッター会社のスタッフとして働くと、そのくらいが相場のようでした。

そのため、私は自分で開業する時の労働と報酬のバランスについてはかなり考えました。具体的な方法は以下です。

方法① 固定費を極限まで下げる

私は固定費をなるべく持たない選択をし、スタッフも事務所もない個人事業主として開業することにしました。

経費がなければ利益自体は多く求めなくてもやっていけますし、何より「お金のために働く」ことから一歩遠ざかることができます。

方法② 自分が気持ちよく働ける料金設定をする

競合と比較検討などをして相場の把握もしましたが、最終的な料金設定の方法は「自分が気持ちよく働けるか」という基準で決めました。

これは安すぎてばかばかしいと思った瞬間に仕事に手を抜くようになるし、逆に高すぎてもお客様に自分の主張ができなくなる、と考えたからです。

せっかく個人で働くのだから、やりがい搾取されたくない。自分自身が適正だと思える料金で働きたいと思いました。

方法③ 自分の資産を作る

そしてこれが、現在私が育てている資産の話になります。

ペットシッターって実はかなり体力が必要なお仕事です。しかも私は個人でやっているので、繁忙期も1人で対応せねばなりません。

そのため、現在は新規のお客様はお断りし、既存のお客様のみに自分の目が届く範囲でサービスを提供することにしています。

それは、私が自分のキャパシティというものを、非常に大切にしているからです。

ありがたいことに、現在はそれだけで目標利益には達しているので、まさに「好きなことでゆるく働く」という私の理想が実現している形になります。

ですが、この先どうなるかはわかりません。今後健康を害して依頼を受けにくくなる可能性も出てくるかもしれませんし、体力面で案件数を減らす必要があるかもしれません。

でも好きな仕事なので、自分の暮らしが行き詰まることなく、細く長く続けていきたい。

そうなった時に、助けになるのが自分の資産なのです。

私がサイドFIREを目指す理由

私がサイドFIREを目指している理由は、仕事を辞めたいからでもなく、お金持ちになりたいからでもありません。

もし将来、体力的な問題で今の仕事が半分の量しかできなくなったとしても、その分を資産に働いてもらいたいと思っています。

具体的には、自営業妻の私は月12万円を家計に入れると、問題なく暮らしがまわります。その半分を資産に働いてもらうとしたら、4%ルールで1800万円あればいいらしいです。

実際に取り崩せるか?そんなにうまくいくのか?と難しいことを考えるとキリがないので、いったんこの数字を直近の目標にしてみようと思いました。

現在1400万円なのであと400万円といったところだね。

まとめ

何度も言いますが、私はただ一生好きなことでゆるく働きたいだけなのです。

皆さんも、もしやってみたい仕事があって収入面でそれを躊躇っているのであれば、「半分を資産に働いてもらう」というサイドFIREを人生の選択肢に加えてみるのはいかがでしょう?

経済的自由があれば、好きなことを仕事にできる。

私はこの考え方を大切にしていますし、自分も実践できるようになりたいと思っています。

経済的自由で、人生の選択肢を増やせるよ♪一緒にがんばろう!

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