【生き抜く力を持っていたい】映画スワロウテイルを再鑑賞して思ったこと。

ミニマルライフ

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

Netflixに追加されないかなーと思っていた、私の大好きな映画。

ふと探してみると、追加されていた!!ので、再鑑賞しました。

1996年公開の映画「スワロウテイル」、ご存知でしょうか?

私は岩井俊二監督の作品とは相性が悪いのですが(片田舎で少女が成長する話が苦手なのかも)、スワロウテイルだけは超がつくほど好きなのです。

今回は、「どんな状況でも生き抜けるタフさを持っていたい」という、私の根底にある感覚についてお伝えします。

映画「スワロウテイル」の舞台は、架空の日本

あらすじは説明しませんが、この映画では「架空の日本」という設定です。

まず、その架空の世界の解像度が、めちゃくちゃ高いのです。

“円”が世界で一番強かった時代。一攫千金を求めて日本にやってきた外国人達は、街を”円都(イェン・タウン)”と呼び、日本人達は住み着いた違法労働者達を”円盗(イェン・タウン)”と呼んで卑しんだ。

ものづくりの熱量を感じる作品だった

舞台装置としても、この架空の街や移民文化の作り込みが、今見ても本当に素晴らしい。

予算感というより、ものづくりに妥協しない人たちの熱量が端々から伝わるんですよね。

粗を探そうと思えば、後半のストーリー展開がとっ散らかっていたり、豪華すぎるキャラが薄まっていたりするのですが、それらを凌駕するだけの独特の力強さがあります。

ちなみに、現実の2023年では円が弱々なので、今見ると「円が一番強い時代」というのも面白いと思いました。

日本のバブル期や、アメリカのゴールドラッシュを彷彿させる。

映画「スワロウテイル」になぜ惹かれるのか?

多分もう100回くらい観ていると思うのですが、最初に観た時は、とにかくこの独特な世界観に度肝を抜かれましたよ。

架空の言語、架空のスラム街、登場人物の佇まい。

そこはかとない厨二病感もあるにはあるのですが、演技力の凄まじい役者陣がリアル世界に昇華させています。

そして、当時16歳だった女優・伊藤歩さんは、最初から最後まで圧巻の一言。

キャラクターが魅力的で、たくましい

彼女の英語で始まる「むかしむかし、円が世界で一番強かった頃…」という出だしだけで、一気にその物語に引き込まれます。

魅力的な娼婦のグリコ(Charaさん)の「日本のサラリーマンは、みんなグリコを食べて大きくなったのよ」という台詞にもしびれます。

何より、一攫千金を求めて日本にやってきた移民の「円盗(イェン・タウン)」たちが、綺麗事抜きでたくましいのです。

私は、こういった生き抜く力やたくましさに惹かれているのかな、と今となっては思います。

どんな状況でも生き抜けるタフさを持っていたい

この映画を再鑑賞して改めて思ったのですが、私自身も

どんな状況でも生き抜けるタフさを持っていたい

と思っています。

多分この感覚が、人より強いのかもしれません。

私は資産形成もしていますが、お金の力は私の人生のほんの一部という感覚があります。

それよりも「無一文になっても、自分には生き抜く力がある」と思えることの方が、私には重要なんですよね。

いわば、人的資本ってやつだね。

映画の登場人物たちのように、しぶとく生きるぞ

この映画の登場人物も、なんだかんだ全員にその力があるので、私には魅力的に見えるのだと思います。

今後、人生にどんな困難がやってくるかわかりません。

でも、私はどんなサバイバルな状況だとしても、なんとかしぶとくたくましく生き延びたいな。

と、この映画を観ながら改めて思ったのでした。

スワロウテイル、観たことない方はぜひ観てみてください♪

Netflix:スワロウテイル

まとめ

以上、「どんな状況でも生き抜けるタフさを持っていたい」という、私の根底にある感覚についてお伝えしました。

そういえば数年前に、とあるカフェでCharaさんと隣の席になったことがあるのですが、この映画が大好きな私は「グリコだ!!」と叫びましたよ。(心の中で。)

時が止まった。

東京って、こういうことがよくあるのが面白いですよね。

オタクの私としては、こういう現実と架空の世界の境界線があやふやになる瞬間がけっこう好きです。

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