面倒だけど愛しい人たちが好き。坂元裕二作品から思うこと。

ミニマルライフ

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

最近、私の中で坂元裕二ブームが再来しています。

素晴らしい脚本家さんなのですが、みなさんご存知でしょうか?

坂元さんが23歳のときに書いた「東京ラブストーリー」は有名だよね。

私は、好きなものは何度でもループできるオタクなので、大好きな小説やらドラマやらは何周もしてしまいます。

先週はうっかり「カルテット」(3周目)、「大豆田とわ子と三人の元夫」(2周目)をまた一気見してしまいました。

今回は、坂元ドラマを観ていて、改めて私が強く感じたことをご紹介します。それは、

面倒だけど愛しい人たちと一緒に、この世を面白がる人でありたい

ということです。

坂元裕二作品のどこが好き?

坂元作品の魅力はたくさんあるのですが、私にとっては大きく2つです。

  1. 脳に刻まれる上質フレーズ
  2. 魅力あふれる登場人物

1は言わずもがなのため省きますが、2も俳優さんたちの演技力もあいまって素晴らしい世界観なんですよね。

坂元作品ではよく、

面倒だけど愛しい・変てこだけど魅力的

といったキャラクターがたくさん登場するのですが、私はこういう実際にいたら面倒な人たちが大好きなのです。

もふ夫もまさにそんなタイプだしね。

面倒だけど愛しい人たちが好き

現実の世界で私が好きになるのも、こういった少々面倒で面白い人たちです。

たとえば、私の友人には、びっくりするほど性格が悪い人や、精神疾患で閉鎖病棟にいる人、恋愛依存症で不倫ばかりしている人、アルコールやギャンブルに溺れている人たちがいます。

彼らは私にとってはまさに、坂元作品にでてくるような「面倒だけど愛しい・変てこだけど魅力的」な人たちなんですよね。

面倒な時はとんでもなく面倒なのですが、それを差し引いても一緒にいる価値のある面白い人たちです。

みんな、友達でいてくれてありがとう。

社会のなかでどう映るかはわかりませんが、私はいつも彼らの強烈な個性と魅力に惹かれ、話すたびに「この人変わってるなあ、面白いなあ」と思っています。

つまらない人になりたくない

いつも我が道をいく彼らと話していると、強く思うことがあります。

それは、自分も無個性でつまらない人ではなく、この世界を面白がる側の人間でいたいということ。

基本的に、面倒な人って面倒なぶん、面白いんです。

その逆で、私が最も苦手なのは、そつがないけれど自分のない人

特に自分自身の思考が全くない人とは、一緒にこの世界を面白がることができず、残念に思います。

私は悪目立ちを避けて無個性でいるより、浮世離れしていたとしても面白い人たちと面白いことを面白がる人でいたいと思っています。

おまけ:その後に観た映画たち

その後、坂元脚本繋がりで、ずっと気になっていた「花束みたいな恋をした」も観ました。

恋愛モノが苦手だから敬遠していたけど、観てよかった。

学生の自分と彼(今の夫)の恋愛の記憶がそのまま蘇ってきて、観ていてうわあああってなりました(笑)。麦くんと絹ちゃんの余韻がすごい。

私はそれまで有村架純さんが登場するドラマや映画を拝見したことがなかったのですが、静かだけど独特の存在感があり、何より役者さんとしてすばらしい方なのですね。

憑依系ともまた違う、「素」にしか見えない演技が圧巻だった。

彼女に惹かれすぎて、次は「ちひろさん」(原作も好き)を観ました。この時点で、もうすっかり有村架純さんのファンとなりました。

やっぱり人気のある方は、その理由がありますね。また私の好きな世界が、一つ増えました。

まとめ

以上、面倒だけど愛しい人たちと、この世を面白がる人でありたいと思った話でした。

そういえば、夫は会社の同僚に「大豆田とわ子と三人の元夫」の田中八作(一番目の夫)に似ていると言われたそうです。

私はしんしん(二番目の夫)ぽいなぁ、と思っていたので、人によって見え方って全然違うものですね。

大豆田とわ子と三人の元夫、アラフォーにおすすめ。機会があれば観てみてね。

いずれにせよ今後も、面倒だけど愛しい人たちと共に、この世界を楽しんでいきたいと思います。

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