こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
最近、人と会う機会が増えました。
私は非社交的な人間なので、自分から誰かを誘うことがほぼないのですが、時々「もふちゃん遊ぼうよ」「ねえねえお茶しようよ」みたいに声をかけられたら、のそのそ出ていく感じです。
友よ、外に連れ出してくれてありがとう。
そんな場のひとつで、とある知り合いが「人と会う時の基準」について、
自分にとってメリットがある会かどうか
を基準にしていると言っていました。
私はこれを聞いて「こやつ本気か?」と大いに驚きました。
今回は、「人と会う時に損得を考える人は、結局損をする」という私の持論についてご紹介します。
自分に得なことがある会とは
「自分が人と会う時は、何かしらのメリットがある時」と言い切っていたのは、元同僚の30代男性でした。
私の記憶では、彼は何事にも合理的な基準を持っているため、仕事はかなりデキる人だったと思います。
そんな彼が人と会う時のメリットとは、例えばこういうことです。
- クローズドな転職情報が交換ができる
- 自分にないビジネススキルを教えてもらえる
- 成功している有名人と知り合いになれる
つまり、「自分の未来にとって得があるメンバー」なら快く誘いに乗るということでした。
私はこれを聞いて、これは得どころか最も損をする思考なのでは?と思いました。
損得で人間関係を見ると、自分もそう見られる
世の中には、この3種類が存在します。
- ギバー(自分から他者に与える人)
- テイカー(他者から受け取ろうとする人)
- マッチャー(その中間)
このブログでは「なるべくギバーの精神でいよう」とお伝えすることを多いのですが、冒頭の男性の考え方ってまさにテイカー(=他者から受け取ろうとする人)だと思うんですよね。
自分にとって得かどうかというフィルターで人を観察すると、ある時から自分もそう見られてしまいます。
テイカー気質は滲み出てしまうもの
実際に、私は彼と話していてこのテイカー気質を感じました。
彼はどうやら個人事業をしたいとのことで、一応経験のある私からうまくいくコツを聞くことに熱心でした。
もちろん、私もできるかぎり力になれたらと思うのですが、他の人もいるのに、その会の話題がそれだけだと楽しくないですよね。
そして、彼にとってはメリットがないと思っているらしい共通の友人を、見下すような発言をしていたもひっかかりました。
結局、損得ばかり計算している姿勢って、自分が思うより周囲から見えてしまうものなんですよね。
そういうわけで、私はある時から「この人、なんか面倒になってきたな」と思い、ちょっと距離を置いています。
私が人と会う時の基準
私が人と会う時の基準は、
自分が楽しいかどうか
だけです。
それも損得と言われたらそうなのですが、楽しい時間って相手にも楽しいと思ってもらわないと成立しないので、やっぱり相互的な信頼の上に成り立つものだと思っています。
損得のないところから、得が生まれる
そして、いつもしつこく言っていますが、私が最も重要視しているのはこちら。
自分がギバーでいれば、必然的に得することになるのです。
たとえば、一見意味のない会話からスモールビジネスが生まれたり、「共通点多いから、今度あの人紹介するよ」と新たに繋がりができたり、そういうことは損得のない楽しい会話からしか発生しないんですね。
そのため、人との会話や出会いを合理的に考えすぎている彼には、多分こういう機会は訪れないんだろうなあと思っています。
私は人と会う回数こそ少ないのですが、もし参加させてもらった時は、自分を開示し、損も得も考えず、とにかく楽しみます。
相手にも楽しんでもらいたい!
結果、それが誰かの役に立つこともあるし、自分に何らかの気づきがあったりもするし、そもそも何もなくても自分が楽しい時間をすごしたので大満足です。
結論:人と会う時はテイカーの心はしまっておこう
冒頭の彼も多分そうだったのだと思いますが、人は何か新しいことを始めた時、自分がうまく行きたいがあまりテイカーになってしまうことがあります。
だからこそ、人と会う時は「じぶん、テイカーになってない?」と胸に聞いて、もしその気配があればその気持ちはどこかに捨てて、一度聞き役に回りましょう。
この世は面白い人が多いので、その人の辿ってきた人生を聞くだけで、私はいつも楽しいです。
合理的じゃないことの中にこそ、新しい気づきや学びってあるものですよ!
まとめ
以上、「人と会う時に損得を考える人は、結局損をする」という私の持論についてご紹介しました。
結論としては、私の場合は「人と会う時の基準は、自分が楽しいかどうか」のみということでした。
それにしても、私は基本的に根暗なので、何かしら誘ってくれる友達には感謝です♪
友よ、ありがとう!
【関連】テイカーにならないための方法はこちら。