こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
Xのタイムラインで、とある方がこんな投稿をされていました。
人間関係で大事なのは、遊び友達や快楽を共にする人ではなく、 自分に何か教えてくれる人、学ぶことを教えてくれる人を大事にすると、 人生は簡単にいい方向に進むもの。大切にする人間関係を間違えてはいけない。
言いたいことは理解できるのですが、私とは少々異なる考えでした。
今回は、「有意義な人間関係にこだわりすぎると、テイカーになる。」についてお伝えします。
人間関係で大事なこととは?
大前提ですが、あなたが「なるほど」と思ったなら、それも正しい!
人間関係で大事なのは、遊び友達や快楽を共にする人ではなく、 自分に何か教えてくれる人、学ぶことを教えてくれる人を大事にすると、 人生は簡単にいい方向に進むもの。大切にする人間関係を間違えてはいけない。
特にこの手の投稿は、短い文章で気づきを与えるものが多いので、何か少しでもハッとするならそれでいいのです。
ただ、私としてはこの投稿を読んだ時に
学びや気づきがある人間関係だけを大事にするのは、いやだな。
と思いました。(注:この投稿では「だけ」とは言っていないので、あくまで私の意見です。)
なぜなら、こういう意識でいると、高確率でテイカー人間になってしまうから。
テイカーとは?
ブログで何度かお伝えしていますが、
テイカーとは常に相手より多くを受け取ろうとする人
のことです。
その反対に、ギバー(相手に与えようとする人)、マッチャー(テイカーとギバーの中間)があります。
この3分類は、アメリカの組織心理学の教授、アダム・グラント氏によって提唱されたもの。
これはただの私の主観なのですが、私は人間関係に自分にとっての有意義さを求める時点で、何やらこのテイカーの匂いを感じてしまうんですよね。
ニュートラルでいるために、無意味を楽しもう
なんとなくですが、私は「有意義」という言葉が、昔からちょっと苦手です。
それは多分、こういう雰囲気を(勝手に)感じているワードだからかもしれません。
- 自分を高めよう
- 合理的にいこう
- 未来のための行動をしよう
何が良い悪いというわけではなく、私が今を楽しみたいキリギリス人間だからだと思います。
それと同じで、冒頭の投稿のような「自分にとって有意義な人間関係」というのも、私はつまらないと感じます。
この世には、自分には何の得にもならないけど魅力的な人たち大勢いて、そのカラフルさが楽しい。
もしそれらを全て捨てて「自分にとって、学びや気づきのある人と付き合う」という思考になりがちな人は、ちょっと立ち止まってみてくださいね。
私は、
無駄を楽しむことは、自分の世界の振り幅を広めること
だと思っています。
結論:自分に学びなくても、楽しければよし!
というわけで、私はよほど悪影響のある人たちでない限り、ニュートラルな人間関係を楽しみたいな。
そして、私から見ていても、やっぱりそのへんの思考がニュートラルな人たちの方が、断然面白い人が多いです。
人間関係を真面目に考えすぎている方は、
相手と一緒に2時間すごして楽しければ、それでいい!
に、思考を切り替えてみてはいかがでしょう?
まとめ
以上、「有意義な人間関係にこだわりすぎると、テイカーになる。」についてお伝えしました。
結論としては、人間関係は
- 相手と一緒に2時間すごして楽しければ、それでいい
- 無駄を楽しむと、自分の世界の振り幅が広がる
というくらい、おおらかに構えておくのが良いということでした。
ニュートラルでいた方が、意外と良い関係になれるものだよ。
間違っても、「自分が得になる出会いはないか?」と、周囲の人を見定めるのはやめた方がいいですよ!
最近、私の知り合いがそうなってしまい、私は今若干距離をとっていますからね…。↓
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