こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
同じ動物業界で、同じフリーランスとして働く、仲良しのトリマーさんがいます。
先日、もふもふ犬のトリミング後にお茶していて、彼女からこんな話題がでました。
- 10年後、今の仕事をしていられるとは思えない
- 何か他の仕事へ移行できるよう、準備したい
まさにこのブログで紹介していることですが、私も数年前から同じことを考えていたため、トリマーさんと意気投合しましたよ。
今回は、「ブルーカラーが、10年先を生き延びる方法2つ。」についてお伝えします。
ブルーカラーのジレンマ
ペットシッターもトリマーも、いわばゴリゴリのブルーカラー(肉体労働者)です。
トリマーさんはシッターと異なり専門技術職のため、ずっと働けそう!と思いきや。
50代60代で継続している人は、業界にほぼいないみたい。
オーナーにまわる人以外は、ほぼ離職しているんだって。
なぜかというと、やはり過酷な立ち仕事だからです。
トリマーというと「大好きなワンちゃんと接する仕事♪」というイメージがありますが、実際には体力的にかなりきつい業務な上に、顧客折衝もあります。
次の10年、どうする?
トリマーさんの状況が、私のペットシッターという仕事にもけっこう似ていたので、
わかる、わかります…!
と意気投合しました。
お互い、仕事自体は大好きなのですが、いかんせん体力に不安があります。
さらに、フリーランスだと、会社員と違って自然な昇給もありませんからね。
肉体労働であるかぎり、いずれ「この年齢と疲労に、報酬が見合わない」という分岐点がくるのは当然かもしれません。
では、次の10年への種まきを、私たちはどうするのでしょう?
ここでとった方法が、私とトリマーさんとで少しずつ異なったので、それぞれご紹介しておきます。
- 資産収入をもつ(私)
- 副業の種をまく(トリマーさん)
私の場合の種まき方法:資産収入をもつ
私の場合は、「この体力的にきつい仕事、いつまで続けられるんだろう?」と考えたのは3、4年前。
ただし、私は心からこの仕事が好きなので、可能な限り続けたいんですよね。
そのため、どうしたら続けれるかをあれこれ考え、このような方法を採用しました。
- 生活コストから無駄を削る
- 個人資産1800万円をつくる
- サイドFIREする
- ゆるく働く
私は月12万円あればいいので、その半分の6万円をFIRE4%ルールでまかなうとしたら、1800万円が必要です。
結果、現在は個人資産2100万円(運用1700万円)なので、目標達成は時間の問題。
そのため、現在は週3×4時間ペースで、ゆるく働いています。
2024年からはさらに、定期契約以外のお仕事を手放したよ。
私は、資産収入という方法で、好きな仕事を無理なく続けられるようにしました。
トリマーさんの場合の種まき方法:副業を始める
一方、トリマーさんの場合は、私と少々事情が異なりました。
今年ご夫婦で住宅購入をされていたため、これから35年のローン返済があるからです。
そうなると、私のようにお気楽ではいられないかもしれません。
彼女が考えている方法は、こちらでした。
副業をはじめ、徐々にそちらにシフトしていく
本業で収入を確保しつつ、体力的に続けられる副業を始める
トリマーさんには、動物のほかに、もうひとつ好きなことがありました。
それは、イラストを描くこと。
ただ、本人的には、
美大を出たわけでもないし、素人が描いているだけ。今は私より上手な人がわんさかいるし…。
と、少々自信なさげでした。
ただ、私は広告業界でディレクターをやっていたため、よーーーくわかります。
彼女のイラストと顧客折衝力ならば、市場に出さえすれば、軌道に乗るのは時間の問題。
イラストに関しては、今すぐプロとして通用する腕前だし、媒体によっていくつかのタッチの柔軟に使い分けできます。
さらに、彼女の折衝能力の高さがあれば、クライアントとのすり合わせも楽勝でしょう。(ここのスキルが不安定な人は多い。)
私の前職(広告ディレクター)だったら、見つけた!と思ったであろう人材。
足りないのは、小さな成功体験だけ
彼女に足りないのは、イラストレーターとしての、小さな成功体験だけでした。
そうなると、今の彼女にはこの結論しかありません。
トリマー(本業)で収入を確保しつつ、副業としてイラストレーターを始める
まさに、私の10年前と同じ、本業で収入確保+副業で好きなことという方法です。
これならば、トリマーもゆるく続けつつ、自宅作業ができるイラストレーターの比重を上げていくこともできます。
彼女の10年先を一緒に想像したら、私までワクワクしました。
結論:自分の人生、柔軟にデザインしてみよう
今回はトリマーさんの話でしたが、私があなたにお伝えしたいのは、
自分の人生は自分でデザインできる
ということです。
- そんなこといっても、イラストで食べていくなんてひと握りでしょ?
- そんなこといっても、自分の好きなことなんて、素人レベルだし…。
これらは誰もが一度は思うことですが(今回のトリマーさんもおっしゃっていた)、ただの思考ブロック定型文だと認識しましょう。
確実に希望が叶うとはいえませんが、10年かければたいていのことはプロになりますからね。
私も10年前は同じ状態でしたが、このような凡人でも、自分がじゅうぶんに食べていけるくらいの事業には育ちましたよ。
やってみたら意外となんとかなるし、始めないとなんともならない。
これに尽きます。
あなたに何か少しでも好きなことがあれば、それを細く長く育てていける機会を楽しんでくださいね。
まとめ
以上、「ブルーカラーが、10年先を生き延びる方法2つ。」についてお伝えしました。
我々が10年先を生き延びる方法は、こちらでした。
- 資産収入をもつ(私)
- 副業の種をまく(トリマーさん)
トリマーさんは、私が人生に悩んでいた時期とちょうど同じ、30代前半。
ここからどんな10年になるのか、私もワクワクしています。
そして、私も次の10年は、どんな比重で何をしているんだろう?こちらも楽しみです♪
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