こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
10年前に、私はいわゆるスモールビジネスを個人で立ち上げました。
一部の人たちからは「もふちゃんが起業?うそでしょ?」みたいな失笑を受けたりもしたくらいなので、私も「だめでもともと。一度やってみよう。」くらいの感じだったのですが…
ふたをあけてみたら、予想以上にうまくいきました。
※ちなみに、ここでの「うまくいく」は、年収ウン千万円!みたいな話ではなく、私のような庶民がつつがなく暮らせるだけの事業収益、という程度です。
運も大いにあるのですが、私の事業成功には、一つだけ絶対に外せない分岐点がありましたよ。
今回は、「個人事業の収益が爆増した要因は、ただその場に居続けたから。」についてお伝えします。
私の事業は、ペットシッターサービス
私のスモール事業は、ペットシッターサービスです。
なぜこの仕事がしたいと思ったかというと、動物が好きだったから。
この仕事をする人は、ほぼ100%同じ理由だね。
ただ、同業者が次々参入しては、消えていく業界というのも、また事実。
今流行りの在宅ワークではなく、がっつり肉体労働だし、そもそも動物業界は薄給で有名なんですよね。
そのため、デスクワークに慣れた元会社員だったり、稼ぐことに野心のある人は、すぐに「思ってたんと違う…」ということで、どんどん消えていきました。
それはそれでいい!早い決断、だいじ。
では、私はなぜ、10年も続けられているのでしょう?
私の事業が10年続いている理由
私が10年この事業を続けているのは、楽に続けられる仕組みを作ったからです。
たとえば、私が最初に決めていたのは、こちら。
- 当面の生活費は本業の週3派遣で担保する
- 広告宣伝・集客活動はしない
- 徒歩圏での依頼のみ受ける
私は自分の事業では、自分が嫌なことは一切しないと決めました。
その決断をする以上、事業が軌道にのるまでに時間がかかることは、覚悟しましたよ。
ただ、そのぶん「仕事が好き」という気持ちを保ったまま、細く長く継続できると思ったんですよね。
自分の「好き」という気持ちを劣化させない。
こう決めたことが、今思えば私の事業がうまくいくかどうか、の分岐点だったと思います。
ちなみに、このスタンスでいると起業したての人特有のギラギラさが無くなるので、お客様が警戒せず、信頼を得やすかったりします。
最初の3年はひたすら働いた
というわけで、最初の3年ほど、私は夢中で経験を積みあげるのみでした。
体力もあったし、何より全てが楽しくて、この頃が一番働いていたと思う。
そして、5年目あたりからご縁がつながり始め、運も味方してくれて、収益がどんどん上がっていきました。
事業にはブレイクスルーがある
よく、事業にはブレイクスルーがあると起業先輩たちから聞いていましたが、私にもその瞬間がありました。
面白いのが、投資などのバブルは後から振り返った時にしかわからないのに、事業の場合は
今がバブルだ
と、渦中にいてもわかること。
事業を開始してから7、8年目。つまり、ここ2〜3年は、私にとってまさにそんな年でした。
事業収益が爆増した要因
私の収益爆増の理由は、これらです。
- 米国からFatFIRE顧客が増えた
- 事業10年の経歴が希少だった
- 英語可が希少だった
- クローズドな紹介制で、さらに希少価値が上がった
- 料金の値上げをした
私が値上げをしたのは、昨今の物価上昇に合わせたものだったので、それほどのインパクトはありません。
それよりも、米国人顧客層のチップ(お心づけ)が、常に料金の倍以上だったんですよね。
どうやら、コロナ禍でほとんどの同業者が廃業してしまったこともあり、その市場で私が希少価値となったようです。
つまり、私の収益が爆増したのは、
好調相場になったときに、私がその市場に居たから
でした。
市場に居続けることは、何より大事
あなたに強くお伝えしたいのは、ここからです。
好調相場になったときに、自分がその市場に居たから
これをただのラッキーととるだけの人は、何かとうまくいきません。
逆に、この「市場に居続ける」ための工夫や胆力がある人は、何をやってもうまくいくと思います。
たとえば、コロナ禍で私の事業が生き残っていたのは、普段から事業固定費を極限まで抑えていたからです。
その場に居続けるというのは、半分は幸運で、半分は必然なんですね。
結論:継続できる仕組みをつくろう
この点では、個人事業とインデックス長期投資って似ているなあと思います。
投資も、ただ継続するだけで2023年のような「ザ・稲妻が輝く時(超好調相場)」に遭遇できます。
しかし、ここでも重要なのは、
それまで市場に居続けることができるか?
なんですよね。
そのためには、キャッシュ比率などの普段からのリスク管理が、最も重要となります。
事業にせよ投資にせよ、あなたにとっての継続できる仕組みをつくることが大切ですよ。
新しいことを始める時、頭の片隅に入れておいてね。
まとめ
以上、「個人事業の収益が爆増した要因は、ただその場に居続けたから。」についてお伝えしました。
結論は、市場に居続けるための、仕組みづくりが大事ということでした。
このブログも、ただ継続しているだけなのですが、ありがたいことに読者さんが少しずつ増えているように思います。(私の勘違いかもしれないけど。)
ただその場に居続ける、というのは簡単なようで難しい。
けれど、このブログのように自分の嫌なことをしなくていいなら、意外と続くものだなと思います♪
自分にとって楽しいことがあれば、細く長く続けてみよう。
追記:先日ブログ宛にコメントをくださったNさんへ。応援のお言葉をありがとうございます。なぜかこちらから返信できない状態だったので(返信不要と書いてくださり、そのお心遣いにも感動)、こちらにてお礼をいわせてください。ブログへの感想、心から嬉しいです。温かいお言葉をありがとうございました!!!
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