こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
ふと思い出して、浅はかな自分に震えたことがありました。
それは、会社を退職する時に、確定拠出年金を全て売却していたこと。
当時マジで何も考えていなくて、海外旅行に全額使いましたとさ。ばかばか。
今回は、「確定拠出年金、全額売却の末路。資産形成は気づいた時からがんばろう。」についてお伝えします。
企業型確定拠出年金に加入した時の私

会社員時代、あるとき社員が大きなフロアに集められ、企業型確定拠出年金(企業型DC)開始の説明がありました。(2012年に税制適格年金が廃止となったため。)
総務から説明を聞いた私の反応は、おおむねこんな感じ。
- え?自分で投資しろ、とはどういうこと?
- この先、年金はなくなるの?
- 政府は助けてくれないの?老後は自助努力?
- 結局なんの銘柄を買えばいいのかわからん
政府もそれとなく説明していたとは思うのですが、社畜の私は資産運用というものに脳のリソースを使ったことがなく、全く理解できていませんでした。
そのため、「なんか会社からやれと言われているから」と、隣の席の人に聞いて投資銘柄を決めた感じです。
あたりまえですが、当時からきちんと人生設計していた人たちもいたと思うのですが、少なくとも私の視界には入りませんでした。
そのため、手取りが少なくなることで、「なんか損している」くらいに思っていましたよ…。
せっかくの企業型確定拠出年金が0に
退職する時に、自分で積み立てた企業型DCの存在を知り、総務(人事?)の方からは
本当に全額現金化(売却)でいいのか?本当に?
と何度も念押しされました。今思うと、完全なる善意ですね。
それでも私は、「え、◯◯万円もらえるの?」みたいに浮かれており、退職金に上乗せみたいな感覚でした。
そして、これがいくらだったのかも思い出せないくらい、海外できれいさっぱり使い果たしました。

ばかばかばかばか!!!!
無知の貯蓄0からでも、なんとかなる
私があなたにお伝えしたいのは、ここからです。
私が貯蓄0であることに気づき、現状のやばさに震え上がったのは、30代前半でした。
このような無知の散財人間でも、気づいた時から行動を始めることで、人生が変わりましたよ。
具体的には、こんな流れです。
- 支出から無駄を省いた
- NISAの口座を開設した
- 投資信託をつみたてはじめた
そこから今は個人資産2800円となったので、やはり、遅いなんてことはありません。
最初は赤字から黒字家計にする、次はなんとか100万円貯める、次に1000万円まで積みたてる。
近道はどこを探してもありませんでしたが、一方で手遅れということもありません。
私と似たような金融無知の方がいたら、どうか諦めずに今から行動を始めてくださいね。
まとめ
以上、「確定拠出年金、全額売却の末路。資産形成は気づいた時からがんばろう。」についてお伝えしました。
私の結論は、こちらでした。
- 散財人間は、企業型DCを使いきってからの貯蓄スタートだった。
- 気づいた時から行動しても、じゅうぶん間に合う。
私は30代前半〜半ばで気づいた、という話でしたが、その後10年で2800万円になっているということは、50歳で気づいてもなんとかなりますね。
何度もお伝えしていますが、最もきついのは「支出の無駄を総ざらい見直し、なんとか100万円貯める」までです。
これから貯蓄スタートという方は、どうか100万円まではなりふり構わずがんばりましょう!
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