こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
最近ちょっとだけ本業のペットシッターが忙しくなり、早朝4時から活動しています。
この真夏の時期って、わんちゃんのお散歩が昼間に行けないので、活動の中心時間帯がどうしても早朝もしくは夕方以降になってしまうんですよね。多くのペットシッターさんはこの「早朝から仕事」ということに挫折するみたいですが、私は日中に仮眠をとれるお気楽主婦なので、全くストレスがないです。
そして、綺麗な空気を笑顔のわんちゃんと共有するだけで、ああ幸せだなあとしみじみしています。涼しい早朝だとたくさん歩けるので、運動不足にもなりませんしね。
そういうわけで、他の人に合わない仕事だったとしても、自分にとってフィットするということがあるんですよね。そして、その逆の場合もあるので、そんな時には「断る力」が必要です。
今回は「フリーランスの、仕事を選ぶ力・断る力」について綴ります。フリーランスとして活動したい方には必須のスキルかと思いますので、ぜひご一読ください。
フリーランスだと仕事を断れない?
昔、会社員からフリーのライターになった元同僚に「仕事順調?」と聞いたら、「フリーランスだと断ったら次がないから、結局全部受けて社畜みたいな生活だよ」という回答があり驚きました。
また、別の先輩からは、私がペットシッター事業を立ち上げた時に「仕事を選り好みしていたら、依頼が来なくなっちゃうよ。来る依頼は全部受けなきゃ」とアドバイスされました。
その時に、なんとなく、それって本当かな?と疑問に思ったんですよね。
人気クリエイターの仕事の仕方
なぜなら、私が前職のディレクター時代に一緒に働いていた人気デザイナーさんやライターさんは、「来る依頼を全部受ける」というようなことは全くされていなかったからです。
逆に、クオリティがイマイチな方の場合は「全部受ける」という姿勢が多かったので、人気クリエイターから溢れた業務が彼らに流れ込む仕組みが出来上がっていました。
私はこの図式を見て、単純に「私は人気者側になりたい」と思いました。
断ってみたら、正解だった
現在、事業を立ち上げて10年近くたっていますが、私の場合は気が乗らない依頼や必要利益以上の仕事はガンガン断っています。
なぜなら、私は好きなこと・楽しいことしかしたくないから。
やはり私が過去に出会った人気者のライターさんやデザイナーさんは、間違っていませんでした。
彼らはお高くとまって割の良い仕事を選んでいるわけではなく、自分達が力を最大限発揮できる仕事に集中したいだけなのです。
どんな仕事にも必要な2つの力
自分が個人事業主として活動してみて思ったのですが、どんな世界でも「仕事を選ぶ力」「依頼を断る力」がないと、薄利多売の渦に巻き込まれてしまいます。
ペットシッター同業者の方々を見ていても、かつてディレクター時代に見た光景と同じでした。全ての依頼を受ける方には以下の特徴がありました。
仕事を選ばないのは、自分の強みを理解していないから。
依頼を断らないのは、未来に漠然とした不安があるから。
「仕事を選ぶ力」「依頼を断る力」がないと、自分にとって不幸せな仕事に当たる確率が高くなります。
仕事を選ぶ力
仕事を選ぶ力を養うためには、自分の強みが何か、どんなことならストレスにならないかを知っておくことが大切です。
たとえば、冒頭の話のように、私は早朝から活動することは全く苦ではありません。でもこれが一番辛いという人もいますよね。
また、私はペットシッターのお仕事では、ある時から「英語可」だったり「守秘義務の徹底」だったりを強みにしたので、必然的に自分が得意とする仕事が集まってくるようになりました。
なので、個人的には「仕事が安定するまでは、全ての依頼を受ける」よりも、「最初からセルフブランディングに注力」という方法が正しかったように思います。
仕事を断る力
もう一つ、フリーランスにこそ大事だと思うのは、断る力。
未来の仕事減少が不安で全ての依頼を受けてしまうならば、私は会社員のままでよかったはずです。その方が収入も良かったし、仕事がなくなることはないし、クライアントの素性もわかります。
ただし、私は「ゆるく働く」という働き方を選択して今の事業を立ち上げたわけなので、自分の仕事量を自分でコントロールできなければ意味がありません。
そもそも、自分が受けた仕事で期待値以上のものを提供できれば、依頼が来なくなるなんてことはないんですよね。
私は、自分の目が届く範囲のことに全力で取り組みたいと思ったので、キャパオーバーになりそうな仕事や目標利益以上の仕事は全て丁寧にお断りしています。
現在はお客様のご紹介で予約枠が埋まってしまうため、ご新規のお客様はストップしています。こうすることで、クレーマーのような危険なお客様を自動的に排除できるので、日々のストレスが皆無になります。
結論:フリーランスにこそ「選ぶ力」「断る力」が必要!
会社員時代はそこまで必要ない力だったと記憶していますが、個人事業主になった途端に、この二つの力が最も重要になりました。
もし起業したい方やフリーランスとして活動したい方がいたら、ぜひこの2つの力を意識してみてください。
これらの力があると、買い叩かれたり、納期が短くなったり、力が発揮できない、なんてことがなくなります。つまり、業界から薄利多売のカモになることがありません。搾取されるかどうかは、この二つの力にかかっていると思います。
まとめ
働き方が自由なフリーランスは、全てを自分が選択でき、いろいろな働き方が可能です。
ただ、フリーランスだからこそ、私は楽しいことしかしたくないと思っています。
自分の人生をコントロールしていると思えることが、私には幸福感につながることです。
「そんなの甘いよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際のところ私は10年近く依頼が途切れず、仕事の質にも満足しているので、やっぱりこれで良かったんだと最近思います。
皆さんは、どんな働き方をしたいですか?ストレスにならない働き方は?そのために使える強みは?と、ぼんやりとでも考えてみましょう。応援しています。
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