こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
うちの愛犬もふもふさんが、ドライフードを残すようになってしまった・・・。
愛犬のために手作り食をしている方もいらっしゃいますが、私は犬どころか自分のご飯もまともにつくれないダメ主婦なので、総合栄養食であるドライフードにはとてもお世話になっています。
それを最近もふもふさんが嫌々食べるようになり、困りました。ウェットフードは、ドライフードの数倍の値段なんですよね。
今回は、我が家の愛犬にかかる費用についてご紹介したいと思います。動物愛好家のみなさん、自分の場合は?と思いながら見てみてくださいね。
愛犬もふもふさんとは
もふもふさんは、多頭飼育崩壊からレスキューされた、元保護犬です。
ふわふわの見た目なのでおっとり犬に見られやすいのですが、中身は野犬に近い性質。
人間を怖がる凶暴犬だったため、里親が見つからず、先住犬が亡くなったと同時に預かりボランティアだった我が家で迎えることになりました。
その経緯はこちらにまとめています。保護犬に興味のある方は読んでみてください。
犬にかかる費用
一般社団法人ペットフード協会によると、犬の生涯でかかる費用は総額200万円ほどになるそうです。(全国犬猫飼育実態調査2020年より)
先住犬のパグは12歳で旅立ちましたが、実際に我が家でも車1台分の費用はかかりました。それまで特に大きな病気も事故もなかったので、これは決して大げさな数字ではありません。
実は、このことを知らずに動物を飼い、経済的に困窮して動物を放棄する人があとをたちません。
そのため、私としては、動物飼育者の「動物税」みたいなものの導入をしてほしいくらいです。
動物を飼うことへの経済的ハードルが上がれば、困った飼い主が淘汰され、動物も国も幸せになるので名案だなと思うのですが…。
犬にかかる費用(我が家の場合)
さて、少し話がずれましたが、我が家ではもふもふさんの飼育費用にいくらかけているのか?をご紹介します。
以下、主な費用4つです。月平均にならした、大体の金額です。
費用① フード・おやつ代|毎月5000円
基本はドライフードです。
いろいろ検討した結果、信頼できる原材料と費用のバランスの良い「ニュートロ シュプレモ」を、大体半年に一度、楽天市場でまとめ買いしています。
容量は、1kg・3kgのどちらか。
大容量だと割安ですが、1袋につき1ヶ月以内に食べ切れる量にすることが重要です。そうしないと、フードが酸化してしまい、健康を害する可能性があるからです。
我が家はもう少し短く、開封して最長3週間以内に食べ切れる量を1袋にしています。
おやつは基本的に茹でた胸肉やさつまいもなど、なるべく自然なものをあげています。
ただ、トリミングのごほうび用には、使い勝手のいい犬用おっとっとや犬用ちゅ〜るを用意しています。
添加物は気になりますが、月1、2回のことなので良しとしています。何事もバランスですよね。
費用② トリミング代|毎月5000円
もふもふさんは凶暴犬のためトリミングサロンには行けず、かわりに長年一緒にトレーニングしてくださった出張トリマーさんに、自宅まで来ていただいています。
(そこまでの経緯はこちらの記事にまとめています。)
私が大まかなところはカットし、トリマーさんには主に耳や顔まわりなど、素人には難しい箇所をお願いしています。
部分カットとはいえ、かなり良心的な価格で対応くださっているので、本当に感謝しています。
費用③ 診察・薬代|毎月2000円
もふもふさんはフィラリア症という病気のため薬の通年投与が必要でしたが、今年めでたく陰性となりました。
これで長生きできる♪
現在は、以下を月平均にならすと大体2000円くらいです。
- 毎年の狂犬病ワクチン
- 毎年の予防接種ワクチン
- 毎月のノミダニ予防のお薬(春夏のみ)
- 毎月のフィラリア予防のお薬
ペット保険には入っていないので、シニアになるとこの予算は数倍になるかなと思っています。
費用④ ペット可のマンション|毎月5万円
そして、実は費用のなかで、これが群を抜いて高い!
我が家は都心の賃貸マンションなのですが、ペット可というだけで家賃が相場より+5万円上乗せされるという状況でした。
そもそも、賃貸だとペット可物件の数が少ないよ。
それでも動物と暮らしたい私は、今のマンションに空きが出るのを待って、契約したのでした。
結果的にとても快適な暮らしとなったので、この家に決めて本当によかったと思っています。
現在の問題「フードを食べない」
というわけで、マンションのコストを除くと、愛犬に月1.2万円程度の費用がかかっています。
しかし、最近もふもふさんが「ドライフードだけだと食べない」という気難しさを発揮するようになりました。
まず身体の不具合を確認
この場合、歯や消化機能に問題がある場合が多いので、まずそれらの観察が急務です。
ペットシッターという仕事を通じて思うのは、なかなかここに気がいかず「わがまま」と思い込む飼い主さんが非常に多いということ。
突然怒ったり、突然ご飯をべなくなったりしたら、体のどこかに痛みが出ていることもあります。愛犬に異変があった時は、必ず体調を観察し、場合によっては診察してもらいましょう。
といいつつ、もふもふさんの場合は、歯も丈夫で排泄物も健康そのものだったため、単に味に飽きたようでした。とほほ。
同じような食欲のムラは、チワワやトイプードルに多いよ。
対策:ウェットフードも採用
ウェットフードやチキンの茹で汁と一緒だとガツガツ食べるので、今後はドライフードにウェットフードを混ぜる方式となりそうです。
ウェットフードも添加物が気になるので、ある程度信頼できるものをと考えると、やっぱりコストは2倍以上かかります。
でもこればかりは仕方ありません。私がもふもふさんのために働くのみです!
まとめ
以上、我が家の愛犬にかかる費用についてご紹介しました。
結果は、毎月1.2万円でした。
もふもふさんの場合は問題犬ということもあり、私は里親になるときに「先住犬の1.5倍の予算を確保する」と決めました。
私がそう決めたのは、保護ボランティアをしていたときに「動物に問題があってもドッグトレーナーに頼る経済的余裕がなく、最終的に保健所へ放棄」という不幸な動物たちをたくさん目にしたから。
もし問題犬で悩みを抱えている方がいたら、ひとりで抱えるのではなく、ましてや手放すのではなく、どうかプロの手に頼る選択肢を持ってください。
もちろんお金はかかりますが、それが動物を飼う人の責任なのだと思います。
全ての人と動物が幸せに暮らせますように。
【関連】よろしければこちらもどうぞ。