こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
東京都心に住んでいる方なら一度は見たことがあると思いますが…
公道を走るマリオカート(みたいなもの)、ご存知でしょうか?
今回は「ニーズあるところにビジネスが生まれる」ということについて、東京都心で私が魅力的に思うことを綴ります。
東京の公道を走れる、マリオっぽいカート
会社名などは伏せますが、これは都心でかなり人気のインバウンドビジネスです。
つまり、海外から来た外国人観光客が
スーパーマリオの本場、東京の公道をマリオカートでかっとばせる
ということで、数年前に突如登場した仰天ビジネスなのでした。
当時はテレビでもよくニュースになっていましたし、地元民は1〜2時間に1度、この光景に遭遇します。
たぶん、アミューズメント施設ではなく「公道」というところが、絶大な人気を誇る要因かと思います。
マリオのあのゲーム世界のなかに自ら入り、東京の街並を実際にカートで走れるなんて、マリオカートをやったことのある外国人なら絶対にやりたいと思うはず。
そして、数年前まではみなさん嬉しそうにマリオやルイージの着ぐるみを着て、このカートに乗っていました。
商標無視に任天堂が激おこ
案の定というか当たり前ですが、マリカーと呼んだり、マリオの着ぐるみを貸し出していたわけですから、その会社は本家・任天堂から訴えられました。
そして、このビジネスはしばらくの間、姿を消していました。
しかし!!
コロナ禍が終わった瞬間に、あっさり復活したんですよね。
そして、よくよーく見ると、着ぐるみも今までとよく似ているけど、
マリオとは無関係のただのカラフルな着ぐるみ
に変わっていました。
商魂たくましいインバウンド日本
いろいろな意見があるかもしれませんが、私自身はこの一連の流れを見て、
商魂たくましいな!
とちょっと感動しましたよ。
本家に怒られるとわかっていながらも商売を続け、いよいよ訴えられたらあの手この手で形態を変えて、このインバウンド時代に大稼ぎしています。
何より、海外観光客の皆さんが満面の笑みで楽しそうなので、こちらも歩道から見ていて笑っちゃうんですよね。
結局は、ニーズあるところにビジネスが生まれるという、シンプルな話なんだろうなと思いました。
もちろん法に触れることならば反対ですが、合法ならば東京の何でもありな感じが、私はやっぱり面白いなと思います。
まとめ
以上、「ニーズあるところにビジネスが生まれる」という都心の話でした。
いやあ、それにしてもマリオカートの世界を東京の公道に持ってくるとは、一体誰が最初に考えたのでしょう?
リスクも高いと思うので、いつまで続けられる事業かはわかりません。
が、こういうことを思いつく方々ならば、きっとダメになったらあっさり引いて、次の新しい商売を始めるのでしょう。
そういう時代の変化を目の前で見られるというのも、東京都心に暮らす醍醐味かなと思います。
あのカートに乗った人、いる?
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