こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
年末年始は、史上最高にゆるい働き方をしていました。
そのなかで、自分のなかで明確に腹落ちしたことが、1つありました。
自分には、収益増より資産増より、最適な労働量が価値だった。
こんな幸せな働き方があること・幸せな個人事業の育て方を、私は多くの人に知ってもらいたくて、発信しています。
今回は、「年末年始繁忙期でわかったこと:自分には最適な労働量が何より価値だった。」についてお伝えします。

年末年始はペットシッターのお祭り
私は、個人でペットシッターとして活動しています。
ここ10年の市場を見る限り、ペットシッターの最も忙しい時期は、間違いなく年末年始。
そのため、かつては私も静まり返った都心を、早朝から深夜まで駆け回っていました。
この時期しか会えない動物さんたちもいるので、個人的な感覚でいくとデレデレしっぱなしのお祭り状態となります。

みんな久しぶりだね!元気だった〜?と、デレ放題。
ただし、ここ数年は、私の体力低下問題と時間管理の難易度がリスクでした。
時間管理の難易度は、無視できないリスクだった
私が特に問題視していたのは、時間管理の難易度。
個人で移動しながらの仕事となると、途中で万が一何かあったら、全ての予定が後ろ倒しになってしまうんですね。
「万が一の何か」というのは、たとえばこういう事態。
- 高齢猫さんの具合が悪そうなので、急きょ動物病院へ連れて行く
- 人身事故で交通機関がストップ(年末年始はタクシーも少ない)
- 地震で高層階のエレベーターが止まる
こうなると、たとえば動物さんの服薬が遅れたり、最悪の場合は訪問不可能となってしまいます。
そのため、世のペットシッターたちが年末繁忙前に祈るのは、この「万が一の何か」が起きないことなんですよね。
ありがたいことに、私はまだ一度もありませんが、それでも最悪の事態は常に想定すべき。
事業を始めて5年目あたりで、
万が一を想定し、余裕をもって動ける仕組みをつくりたい。
と思うようになりました。
収益より、余裕をもって動ける仕組みを選択した
この事業を運営するにあたり、心意気や根性論でのチカラ技のような仕組みは、私は極力排除すべきだと思っています。
なぜなら、ペットシッターは命を扱う仕事だから。
動物たちの命を守る役割であるかぎり、取り返しのつかない事故を回避することが、全ての判断軸で最も優先すべきことです。
そのため、ここ5年ほどの私は、目先の収益よりも、これらの仕組みを再構築することに注力しました。
- 事故・トラブルを最大限排除できる仕組み
- 安定的に事業継続できる仕組み
- 自分が心にゆとりを持って働ける仕組み
振り返ると、やはりこういった本質的なことに注力していて、本当によかったと思います。
事業運営の本質を理解し、手を抜かず誠実に続けていると、必ずどこかでブレイクスルーがあるものです。
私の場合、働く量は減ったにもかかわらず、ここ数年の収益は倍以上となりました。

副業・個人事業のコツ:遠回りにみえることが、実はいちばん大事。
今回の年末年始は、理想形だった
昨年は、長年介護のお手伝いをさせていただいた動物さんたちが、次々に天寿をまっとうしました。

みんな幸せそうに旅立ちました。長い間ありがとう。
さらに、ここ数年は新規依頼を全てお断りし、自分の抱えるクライアント数を調整しています。
そのため、今回の年末年始の繁忙期は、時間的にも精神的にも十分なゆとりを持って働けました。
これで万が一何かあっても、全て冷静に対応できるし、スケジュールもリカバリーできる余裕度です。
この繁忙期をすごして、自分が100%理想としていた業務量にまで調整できたと実感しました。
あなたに伝えたいこと
私の場合はやはり、収益をどんどん上げていくことには興味がなく、
- 自分が最も幸せでいられる仕事量
- 自分が最もプロフェッショナルでいられる働き方
の方がずっと重要だったんだな。
きれいごとではなく、自分でこの景色を見てみると、想像以上の幸福度でしたよ。
最後に改めて。私があなたに強くお伝えしたいことが、こちらです。
幸せな働き方は確実に存在するし、ライフワークを育てることは凡人でも可能です。
私の個人事業成功の分岐点は、「自分にはどうせ無理」と一度も思わなかったことでした。
このブログに辿り着いてくださった方が、どうか自分の理想とする働き方を実現できますように。

ぐるぐる考えすぎる前に、何か1つでも具体的な行動をしようね。
まとめ
以上、「年末年始繁忙期でわかったこと:自分には最適な労働量が何より価値だった。」についてお伝えしました。
改めて、私が今回の繁忙期で確信したことは、こちらでした。
- 自分には収益増より資産増より、最適な労働量が価値だった。
- 幸せな働き方は、確実に存在する。
- ライフワークを育てることは、凡人でも可能。
あなたの理想の働き方は、どういうものですか?
時間はかかるかもしれませんが、少しでもほしいと思ったものは、手に入れてみましょうね。
そこで新たに見える景色が、必ずありますよ。
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