こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
私はペットシッターとして、10年近く一人で仕事をしています。
今回は、サービス系個人事業を長年やってきた私が思う「面倒なお客さんを回避する方法」について、ご紹介します。
自営業者、フリーランスならば、知っておいて損のない知識ですので、どうぞ気軽に読んでみてください。
面倒なお客さまとは?
面倒なお客様とは、
- わがままな注文が多い
- 要望がコロコロ変わる
- 情緒不安定・横柄
- クレーマー
という、サービス業者ならば、可能な限り労力を割きたくない方たちです。
集客以上に、面倒な人の回避スキルは重要
私はよく新人の後輩シッターさんから「集客が難しい・依頼がない」といったご相談を受けることが多いのですが…。
実は、私が今の事業を始めた10年前はシッターの数が少なかったようで、依頼が少なくて困るということがなかったんですよね。
今思えば、都心のペットシッター市場はブルーオーシャンだった。
そのかわり、上記のような面倒なお客さんを回避するスキルが、かなり重要となった時代でした。
なぜなら、もしこれらの方々につかまってしまうと、報酬に見合わない労力と時間を使うことになるからです。
この点は、
- 好きなことでゆるく働きたい
- 楽しいことだけしていたい
という私にとっては最大の障壁だったかもしれません。
面倒な人はお問合わせ時点で回避、が鉄則
当時の私が気をつけていたのは、自分の直感を信じることです。
具体的には、問い合わせ時点で少しでも怪しいと思ったら、「予約がいっぱい」と断る方法をとりました。
では、私が思う怪しいサインとは、一体なんだったのでしょう?
回避すべき危険サイン① 電話での特徴
まず、意外と知られていないのは、現代では電話で問い合わせがくる時点で、
- 急ぎのご相談
- やばい人
のどちらかが大半であることです。
なので、電話で問い合わせをいただいた時点で、私はちょっと警戒します。
もちろんご年配の方だったり、きちんとコミュニケーションを取られる方だったりと、例外もあります。
ただし、早口の方、一方的に条件だけ伝える方、上からの物言いなどの特徴が続くと、個人的には危ないと感じるため、その時点で「予約がいっぱいで」とお断りするようにしていました。
なぜか情緒不安定な方ほど、電話での問い合わせが多い。
回避すべき危険サイン② 文面での特徴
公式サイト経由でのお問い合わせはテキストとなりますが、それでも危険サインはいくつかあります。
わかりやすいのは、必要情報がなく、要望だけが書いてある場合。
「何月何日、何時にきてください。」
「値引きしてもらえますか?」
お住まいのエリアや、飼っている動物などの情報が一切ないのです。
この場合、今後のコミュニケーションも難航することが予想されるので、この時点で断ります。
たいていの方は、サイトの向こう側に人がいることをきちんと認識し、最初からこちらが判断できるよう情報(お住まいのエリア、動物の種別、お世話日時、などの基本欄)を書いてくださいます。
サービスを受ける側も気をつけよう
このようにして、私は「何やらトラブルの匂いがする人」を回避してきました。
そのため、普段自分が飲食店の予約などでサービスを受ける側だった場合も、同様のことに気をつけています。
サービスを受ける側は、電話やテキストで相手にフィルタリングされているということを認識しましょうね。
真心のこもった手厚いサービスを受けられるかどうかは、最初が肝心ですよ。
もし途中で面倒な人だとわかったら
さて、もしこの直感が外れた場合はどうするか?
私の場合は独立してから危ないお客様には当たったことがないのですが、ペットシッター会社で副業をしていた頃には、たまに面倒な人に遭遇しました。
その際に、面倒なお客さまには、全員興味深い共通点があったんですよね。
面倒な人の特徴はズバリ「汚部屋」
私が思う面倒な人の特徴は、ズバリ汚部屋です。
面倒な人は、高級タワマンに住んでいようが家族がいようが、なぜかもれなく部屋が荒れていました。
私は専門家ではないので因果関係はわかりませんが、経験則から、警戒するのが汚部屋という共通点でした。
もちろん例外もあって、小さな子のいるご家庭は当てはまりません。うまく言えないのですが、そういう部屋の荒れ方とは違うのです。
子育て中のパパママ、動物さんのお世話は任せて!
長年個人宅でサービス業をする私が断言しますが、生活を管理できていない人は、何かあれば他責にすることが多く、クレーマーとなる確率が非常に高いです。
この場合、そのほかにトラブルの兆しがあれば「他のご予約で埋まってしまって」ということにして、次の予約からはお受けしません。
このエピソードについては、こちらの記事でも紹介しています。
部屋に入らない仕事の場合は、靴を見よう
ただ、シッターは相手の家に入る特異な仕事なので、多くの方には当てはまりませんよね。
その場合は、お相手の靴を見ましょう。
特に、一度も磨かれていないであろう靴や、黒ずんだサンダル履きは、(もちろん一概には言えませんが)私の中では黄色信号です。
これはそういった靴が悪いというわけではなく(私も擦り切れるまで履くタイプ)、わざわざビジネスの場で人と会うときに、これらの靴を選ぶ感覚の方ということに負の直感が働きます。
実際に汚部屋の方々の玄関は荒れているため、靴も汚いことが多かったです。
フリーランスは、お客さまを選ぶ自由がある
私は、不本意な依頼を断るスキルは、ひとりで事業を行う上では最も重要なことだと思っています。
自分がペットホテルなどの店舗型事業をしないのも、不本意な依頼をいつでも断れる環境で働きたいというのが大きいです。
フリーランスだからこそ、嫌な仕事や嫌なお客さまは断るべきなのです。
それができずモンスターカスタマーに振り回され、心身ともに限界を迎えた同業者を、私はたくさん見てきました。
楽しい仕事だけをするには、経済的自由が必要
また、お金のこともやっぱり大事。
私は、フリーランスは資金繰りに追われると、このへんの感度が鈍ると思っています。
生活が苦しいと、やりたくない仕事を受けざるを得ないもんね。
だからこそ、私は一貫してこの考えを大切にしています。
経済的自由があれば、好きなことで働ける
あなたもライスワークから、ライフワークに移行しませんか?
私はこのために、個人資産目標1800万円をどうにかして達成したいと思っています。
まとめ
以上、「面倒なお客さんを回避する方法」でした。
今回は面倒なお客さまの特徴を紹介しましたが、私が今かかわっているお客さまは素敵な方ばかりなので、本当にノーストレスなんですよね。
これまた不思議なのですが、穏やかで心に余裕ある素敵な方は、みなさん部屋が整理整頓されています。
経済的なことは関係なく小さな古いアパートで美しく暮らす方もいて、そこで暮らす動物たちはみんな幸せそうな表情をしています。
そういう暮らし方を眺めていて、「豊かな暮らしってお金のあるなしじゃないんだな」といつもしみじみ思っています。
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