【親の愛は過大評価されている?】子ども時代に愛情を受けなかった人へ。

ミニマルライフ

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

私が好き勝手やっている光景を見て、友人からこう言われることがたまにあります。

もふちゃんは、ご両親に愛されて育ったんだね。自己肯定感高いもんね。

ただ、私自身は「親に愛されて育った」と感じたことって、実はあんまりないんですよね。

そのため、巷でよく耳にするこの2つの定説は、それ本当?とちょっと疑っています。

  • 親の愛情が、何よりの土台
  • 家庭環境が、何よりも重要

誤解を恐れずにいうと、この世では「親の愛情」というものが過大評価されているのでは?と思っています。

今回は、「親の愛情って、この世で過大評価されすぎじゃない?」についてお伝えします。

注)この話題はちょっとナーバスなので、なかには「そんな簡単にいわないで。」「わかったようなことを言うな。」と思われる方もいらっしゃると思います。これはあくまで私の考えなので、読んでいて苦しいと場合は、我慢せずにそっとスマホ(パソコン)を閉じてくださいね。

親からの愛って、何より必要なもの?

この感覚をお伝えするのが難しいのですが、私自身は「親に大いに愛された」と感じたことはありません。

もちろん愛されていないとは思っていないのですが、そもそも私の両親はとにかく自分のことが大好きな人たちなので、子どもの教育については二の次だったんですよね。

そして、ここが重要なのですが、たまたま私の性質としても「何よりも親の愛情を欲する子」ではありませんでした。

そのかわり、私が価値ある家庭環境だったと思うのは、この2つ。

  1. 徹底した放任教育
  2. 楽しそうに生きる親の背中

少し変わっている家庭だった

このブログで何度かご紹介していますが、我が家は少し変わった人たちの集まりです。

漁師の父が遠洋航海から帰宅するのは年1回程度だったし、専業主婦の母は、一般的な基準からすると子の教育にはあまり興味がない人でした。

そんなわけで、私は放任教育、もっと言うと自己責任サバイバル教育の中で育ったんですよね。

たとえば、私は進学校に通っていたにもかかわらず、塾や予備校には行ったことがありません。

というのも、母に度々「塾(予備校)に行きたいか?」と聞かれ、私はその度に「行かない」と自分で決断していたから。

受験戦争まっただなかでも勉強するかどうかは本人次第という家庭は、当時かなり珍しいことだったように記憶しています。

放任主義とは、自分で決断させ、その責任も負わせること

こう書くと私の頭が良いのかと思われそうですが、数学は赤点続きという、ただのおバカでした。

しかし、私には学校での成績を上げることにはどうしても興味がもてなかったので、当時も今も自分の選択は正しかったと思っています。

親が子どもに成長機会を与えなかった、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、我が家では子どもも大人と同じように、

自分で考え、決断し、その責任を負う

というのが当たり前の環境だったんですよね。

ちなみに、先日親にこの時の話を聞くと、「そうだったっけ?」という感じだったので、これも確固たる教育方針だったわけでもないようです。

基本的に、適当なんだよね。

この教育環境が、一般的に良いのか悪いのかは、私にはわかりません。

ただ、私個人が持つ性質には、おそらく合っていたと思っています。

私が親に感謝しているのは、選択を邪魔されなかったこと

私が最も親に感謝しているのは、愛情をかけてもらったことではなく、

自分の選択を邪魔されなかったことです。

他の方はどうかわかりませんが、親に期待されず、結果も求められず、過度なコミュニケーションもなかったことが、私にとっては自由の土台でした。

放任でいてくれたことには、本当に感謝しています。

この世界で、誰に注目されず、自由に挑戦し、失敗または成功体験を積み、自分の力で理想を現実にしていけるとは、なんと素晴らしいことでしょう。

親が過干渉タイプだったら、私は潰れていたかも

その反対で、私が最も合わないと思うのは、おそらく過干渉タイプの親だと思います。

親に愛情があろうがなかろうが、やっぱり合わないものは合わなかっただろうなあ。

結局のところ、血のつながりとか、愛情の深さとか、私は実はそこまで重要じゃない気がするんですよね。

親は絶対的な存在などではなく、単純に相性の合う合わないもあるのかなと思います。

少なくとも私としては、愛情うんぬんよりも、過度に気にかけられなかったことが価値あることでした。

親の愛情は、過大評価されすぎかも?

以上のことから、私は「親の愛情が最も重要」と叫ばれる教育については、「本当にそこまで重要なのかなあ?」と密かに疑問に思っています。

たまに「母親がいないから、〇〇」「親から愛情を受けていないから、〇〇」と謎に分類して断定する人がいたら、まじでこの人何言っちゃってんの?と思います。

そして、親御さんに愛されなかったという自覚があり、万が一「だから人生うまくいかない」と思っていたら、そんな呪いは捨ててしまいましょう。

この世では、単に親の愛が過大評価されているだけかもしれませんよ。

まとめ

以上、「親の愛情って、この世で過大評価されすぎじゃない?」についてお伝えしました。

家族愛至上主義の方がいたら、すみません。

もし親の愛を受けなかったこと・親子関係が良好でないことで悩んでいる方がいたら、

自分が幸せになるためには、親の愛ってそこまで重要なものでもないかも

とお伝えしたくて、この記事を書きました。

また、もしあなたが親なら「愛情さえあれば大丈夫」と、子どものバウンダリー(境界線)を無視することがあってはいけません。

そして、あなたが子の立場で、もしいま現在、自分の人生を邪魔する毒親に悩まされているのなら、どこかのタイミングでどうにか逃げてほしい。

あなたの人生は、あなたのもの。いつからでも、自分の人生を生きられます。

【関連】教育は、自分が自分自身に与えることもできるのです。

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