こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
私は都心のペットシッターとして、個人開業してゆるく働いています。
もう10年近く経つのですが、やっぱりこの暮らしは私には最高です。
今回は「自分にとっての価値を明確に理解すれば、理想は実現できる」という、私の持論をご紹介します。
もし今の働き方にモヤモヤしている方がいたら、自分が本当にしたい働き方は?を考えるきっかけになれば嬉しいです。
「好きなことでゆるく働く」の何が良い?
好きなことでゆるく働く。
これは10年前の私が、誰になんといわれようと手に入れたい!と思った暮らしでした。
具体的に書き出してみたところ、私の理想の暮らしは、こういう状態だったんですよね。
- 仕事の内容(好きなこと)
- 働く量(基本週3程度)
- 収入(生活費+月12万円を投資に回せる)
これらが成立している状態が、私にとっては最高に幸せな暮らしです。
この暮らしを一生手放したくないから、いつでもサイドFIREできる仕組みもつくりました。
ここで大切なのは、私が多くの働き方の中で
自分にとっての理想の働き方を、明確に理解している
ということです。
「良い働き方」の基準は、時代によってコロコロ変わる
私はどんな時代でも、
自分が本当にしたい働き方は?
という、自分にとっての価値観を明確にすることが重要だと思っています。
というのも、世間でいう「良い働き方|かっこいい働き方」って、時代によって180度変わったりするものだから。
たとえば、私が10年前に独立した頃は、なんとなく「会社を辞める=負け組」みたいに見られがちだった気がします。
ドロップアウト、みたいなイメージ。
しかし、今はなんと国が副業を推奨している時代。
そうなると今度は「会社員のみはリスク。個人で稼げてこそかっこいい」みたいな雰囲気になってきました。
つまり、「良い」とされる働き方なんて、時代によってコロコロ変わるものなのです。
そんな不安定な風潮に、流されてはいけません。
いつの時代でも自分の心に聞いて、自分が本当にしたい働き方は?と想像することが大切です。
働き方で、あなたにとっての譲れない点は?
社畜だった私の場合を例に挙げると、今後の人生でどうしても譲れなかった働き方はこちらでした。
- 長時間労働をしない
- 自分が楽しいと思うことだけをする
逆に、一般的には良しとされていた、
- 高収入
- 安定
は、私にはそこまで価値のないものだったんですよね。
これは自分のなかに潜って、根底にある心の声を聞かないかぎり、なかなか気づけない願望でした。
自分の譲れない働き方には、起業が最適だった
譲れない働き方を理解した私は、それを叶えるため、個人事業を立ち上げました。
会社員だと「自分が楽しいと思うことだけをする」が、不可能だと思った。
そして、生活支出や事業固定費を小さくすることで、努力せずとも最低収益ラインを達成できる仕組みをつくりました。
このことについては、こちらにまとめています。
このように、自分が価値だと思う働き方を理解していれば、そこを起点にして、つど調整していけます。
そうすると、特に個人で働く場合は、意外と苦労せずうまくいくものなんですよ。
価値観が定まっていないと個人事業は危険
その反対に、
自分だけの価値観が腹落ちしていない方
は、あまり個人事業には向いていないと思います。
個人事業に向かない人の性質でわかりやすいのは、他人の立場を羨ましく思う人。
つまり、自分だけの軸があやふやのため、相対評価を追ってしまう方です。
私の事例:事業拡大する?しない?
「相対評価を追ってしまう」とはどういうことか、私の事例で紹介しますね。
3年前に事業市場が好景気に入り、周囲から「事業を拡大した方がいい」を強く勧められた時期がありました。
しかし、私にとって経営や人材育成は、シンプルに「楽しいこと」ではありません。
譲れないのは「自分が楽しいと思うことだけをする」です。
そのため私の脳内では、誰になんといわれようと、事業拡大が選択肢に乗ることすらありませんでした。
ただ、ここでもし私が
- 成功したと思われたい
- 何者かになりたい
- 周囲に評価されたい
など、他人から評価されたいという願望(=相対評価軸)しかなかったとしたら、どうでしょう?
おそらく、事業を拡大していたと思うんですよね。
実際に、同業者がこのような自分軸なき判断をしては廃業する光景を、私はこの10年で何度も目にしました。
断言しますが、自分軸のない経営判断であればあるほど、個人事業は長く続きません。
本質的な信念がないと、不景気を乗り越えられないものだよ。
結論:譲れない働き方を書き出してみよう
いつも同じ結論になってしまって申し訳ないのですが、結局のところ、自分のことは自分にしかわかりません。
あなたにとって、最高の暮らしはどんなものですか?
今の時代の風潮や、周囲からの評判などとは離れた場所で、本当に叶えたい暮らしを想像し、書き出してみましょう。
私が行った具体的な方法はこちらにまとめましたので、興味あればどうぞ。
まとめ
以上、「自分にとっての価値を明確に理解すれば、理想は実現できる」という、私の持論をご紹介します。
結論は、こちらでした。
一般論や他人の評価にふりまわされることなく、自分の理想を言語化し、まっすぐ目指そう。
本当に、理想の働き方や暮らしの価値観って、人それぞれ。
私は今の働き方が最高と思っていますが、これって他人から見れば、ただの弱小個人事業主ですからね。
あなたにとって、最高の暮らしとはどんなものですか?
どんな環境でも、いつの時代でも、何歳でも、すべては想像するところから始まります。
自分にとっての理想の働き方、どんどん想像してみようね。
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