【THE FIRST SLAM DUNK】40代オタクが、リョータから学んだ人生美学。

ミニマルライフ

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

平成23年3月11日に発生した東日本大震災から、今日で13年です。この日に毎年思うのは、当たりまえの日はないということ。防災グッズを見直しつつ、今日も感謝して1日を過ごしたいと思います。

さて、本日の話題はこちら。いやあ、ついに届きましたよ。

映画「THE FIRST SLAM DUNK」のブルーレイ(2024年2月28日発売)。

ずっと楽しみに待っていた熱量そのままに、届いてからもう20回は観ています。

どのシーンも、最高オブ最高。

今回は、「スラムダンク映画を観て、人生きつい時こそ飄々としていたいと改めて思った話。」についてお伝えします。

若干ネタバレあります!未視聴の方は、ご注意ください。

尋常じゃない作りこみに、鳥肌がたった

2024年は、漫画原作者とドラマ化での悲しい出来事があったりして、ものづくりについて色々考えてしまいました。(私はただの素人ですが。)

そんななか、このスラムダンク映画は、制作物としてクオリティ・興収ともに

これ以上の成功はない

といった、圧巻の印象でした。

原作者の井上雄彦先生が自ら監督と脚本を務めたこともあり、オタク原作ファン(私)の解釈から外れたこともありませんでした。

何より、アニメーションひとつひとつの作りこみが、尋常ではないレベルです。

しかもこの映画は、漫画のバスケ試合を再現するという、表現難易度が激高となる物語。

井上先生いわく、「リアルなバスケの動きを表現する。これは希望ではなく義務」だそうです。

これを見事にやってのけたということで、日本のアニメ制作チームってやっぱりすごすぎる!と興奮せずにはいられません。

原作者兼監督からの、ファンへのアンサーがすごい

さらに、もうひとつ私が大きく心震えた点がありました。

それは、「これが観たかったでしょ?」という製作陣の愛あるメッセージが、オープニングからこれでもかと伝わってきたこと。

自分が何百回と読んだ漫画のキャラの線画が、歩き出した瞬間。

長年のファンならば、映画館で鳥肌が立たない人はいなかったのでは?

ちゃんとひとりひとり歩き方が違うし、頭身もそのまま、表現のデフォルメも一切なし。

ブルーレイで何度観ても、やっぱり鳥肌。

「あの漫画のメンバーが動き出したら、こうなるよね。」というイメージ通り、いえ、イメージ以上でした。

もうね、このオープニングシーンだけで、私はお金をだす価値がありましたよ。眼福。

「手が震えていても、顔は涼しく」の美学が好き

この映画で、私が(勝手に)再認識した人生美学があります。

それは、映画の主人公である宮城リョータの美学。

怖くて手が震える場面でも、顔は涼しく余裕ぶる

原作にはないシーンもありましたが、リョータというキャラを深掘りすると、この根底にある美学にも全く違和感がありません。

リョータは視野が広く、きつい場面でこそあえて余裕に微笑んで、チームの空気を変えていました。

私はここらへんのシーンをみて、リョータのことが今までの何倍も好きになりましたよ。

というのも、リョータのこういった振る舞いが、どうやら自分が理想とする美学の一つだったからです。

人生きつい時こそ、飄々としていたい

私は、水面下では大変だったとしても、

涼しい顔をして、飄々とこの世界を生き抜いている人

に強く惹かれます。

その話はこちらにもまとめています。

なぜ惹かれるかというと、きっと、自分がそうでありたいからなんですよね。

私も、人生きつい時こそ、心折れずに、タフに、しなやかな人でいたい。

たかが漫画のキャラに大袈裟な、といえばそれまでなのですが…。

彼を眺め、私は自分の理想の生き方をする人を、またひとり見つけた!と思ったのでした。

まとめ

以上、「スラムダンク映画を観て、人生きつい時こそ飄々としていたいと改めて思った話。」についてお伝えしました。

原作を知らない方・映画を観ていない方には、なんのこっちゃ?という話だと思います。

オタクの心の叫びで、すみません。

私がここで伝えたいのは、自分が魅力を感じる人は、現実の知り合いはもちろん、架空の人物でも、SNS上のインフルエンサーでも、漫画のキャラでもなんでもアリ!ということ。

なぜ自分はそこに惹かれるのか?自分どうなりたいのか?

という視点で眺めてみると、たとえ二次元キャラからでも、たくさんの良い情報をもらえますよ♪

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