【家賃は無駄?】削減すべき固定費を、あえて増やした理由。

ミニマルライフ

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

先日初めて我が家の家計簿を公開したのですが、多くの方に見ていただいているようでありがとうございます。

やっぱり他人の家計簿って、何かヒントがあるかも?と思ってのぞきたくなりますよね。

とはいえ、我が家は家賃という大きな固定費があるので、あまり参考にならなかったかもしれません。

ではなぜ、私たちはこの家賃の見直しをしないのか?無駄ではないのか?

今回は、固定費は、暮らしの最大の負を解消するためなら予算をとるべきという持論を紹介したいと思います。

現在の住まい、48平米の賃貸マンション。

家計簿公開で総攻撃を受けたことのある私

実は、昔同じような家計簿をどこかのSNS(たしか節約系カテゴリー)で公開した時に、「節約する気があるならまずは家賃をどうにかしろ」と総攻撃にあったことがあります。

実際に全国平均から比べると、少々ぎょっとする額なので、事情がわからなければ私でもそう思います。

なので、今回も同じようなコメントをいただくのでは?とちょっとヒヤヒヤしていました。

「固定費の無駄をなくそう、といっているのに家賃やばいやんけ!」とかね。

ありがたいことに、今のところそういうコメントはありませんが、ここで改めて私の固定費に対する考え方をご紹介します。

最大の固定費、家賃

少しでも節約や家計簿見直しをしたことのある方ならば、「最大の固定費は、家賃」という言葉をどこかで聞いたことがあるでしょう。

家賃を抑えられたら、家計改善大勝利!

しかし、私たちは、家賃は削減どころか増加しています。

もちろんこの決断には勇気がいりましたが、夫婦で話し合って家賃を上げました。

私たちがこの判断をしたのは、今までの住まいをずっと妥協し続けてきたから。

自分たちにとって、暮らしの負が解消された、心地のよい住まいというものを経験してみたかったのです。

住まいの優先順位は低かった

私の会社員時代は、住まいに対する優先順位は低かった記憶があります。

というのも、社畜だった私の場合、家には寝に帰るだけだったから。

そのため、インテリアにもこだわらなかったし、部屋に対する愛着もそんなにありませんでした。

今でも「素敵なマンションに住みたい」などといった願望はないので、私にとって家は憧れの対象ではありません。

住まいの優先順位が上がった転機

ただ、当時の私にはどうしても解消したい暮らしの負がありました。

なぜかわかりませんが、毎朝の通勤ラッシュ時、満員電車で必ず吐き気がするのです。

あまりに気持ち悪くなってしまうので1駅ずつ降りてしまい、通勤が困難になりました。

退職後に知ったけど、どうやらパニック障害というものらしいよ。

そこで、社畜だった私は自腹でタクシー通勤をすることにしました。その額は月に7〜8万円かかっていたと思います。

ならばいっそのこと、家賃が高くなっても会社近くに引っ越したほうがストレスがないのでは?とある時思いました。

通勤時間がなくなることは最大の幸せだった

家賃は高くつきましたが、今の賃貸マンションでは、同時にこれらの希望もかないました。

  • ペット可
  • 夫の会社も徒歩圏内(近距離手当あり)
  • 事務所利用可

するとどうでしょう。暮らしが劇的に幸福なものに変わりました。

引っ越してわかったことは、パニック障害の私には、通勤時間が消滅する幸せに+7〜8万円を払う価値があったということ。

身軽でいたかったので購入ではなく賃貸にし、目の前の暮らしの負をお金で解決しました。

お金は、暮らしの負を解消するツール

私にとって、お金は負を解消するツールです。

そのため、

節約本の定説に惑わされすぎず

未来のための蓄財に囚われすぎず

今の暮らしを良くする選択にも、勇気を持ってお金を使いたいと思っています。

今の家賃は私たち庶民夫婦には正直痛手ですが、最大の負を解消するための最良の選択でした。

他での固定費は全て見直した結果、お互い貯蓄もじゅうぶんにできるようになったため、今のところ私たちには心地よい家計となっています。

家賃は個人事業主だと、家事按分で大きな節税にもなるよ。

私はこの経験を通じて、固定費は暮らしの最大の負を解消するためなら、予算をとるべきだと知りました。

今の暮らしを守りながら、今後も無理なく資産形成もできればと思っています。

まとめ

以上、「固定費の無駄」といわれる家賃について、私の思うことを綴ってみました。

持論としては、固定費は、暮らしの最大の負を解消するためなら予算をとるべきということでした。

もちろん、蓄財ができる・生活が苦しくならない、という範囲でね!

万が一私が仕事を辞めることになれば通勤問題がなくなるので、その時はあっさり家賃の低い住まいに引っ越すと思います。それが賃貸のよいところですね。

今のあなたの暮らしの負は、お金で解決できることですか?

未来のために貯蓄するだけでなく、今を幸せにするためにお金を使う選択肢もあるかもしれませんよ♪

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