こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
こちらは、私が今の好きなことでゆるく働くきっかけの一つとなった出来事です。
31歳、退職願望が加速した瞬間。若手のミスで、激オコクライアントに訪問謝罪。100%弊社の非なので、責任者として誠心誠意対応した。現場を出たら、ミス本人から一言。
— もふもふ@好きなことでゆるく働く主婦犬|サイドFIRE (@mof_yuru) April 4, 2023
「もふさん、なんか平謝りでしたね笑」
センス無い人材のフォローが仕事ならば、個人で働くほうがストレスないな、と思いました🥲
今回は「31歳、退職願望が加速した瞬間」の話をご紹介したいと思います。
どうやら管理職が向いていた私
私が新卒で就職した会社は、成長促進をかなり強く求める社風でした。
そのため、大体20代後半からチームリーダーになったり、マネジメント力が試される管理職もどんどん任せられる環境でした。
私はその過程で、上層部にどうやら組織運営や人材育成が向いていると思われたようです。
30代からは現場から離れ、本格的にマネジメントする役割となりました。
得意と好きは違う
実際に、全体最適を整えるという工程は、私には比較的向いている業務だったと思います。
人材の適材適所を把握し、感情論を持ち込まず、きついトラブル処理も淡々とこなす私は、現場からも上層部からも「使い勝手がよい」と思われていたでしょう。
ただし、自分が得意なことと、好きなことは違います。
それが最もわかりやすいエピソードが、私の場合、センスのない若手のミスを収束させるときでした。
若手のミスで訪問謝罪
個人的な感覚だと、組織構成メンバーは常に「2割優秀、7割普通、1割危険」という感じでした。
なぜかはわかりませんが、これはどこに行っても変わらない配分でした。
私が最も気の乗らなかった仕事は、この「1割の危険人材」のフォローです。
彼らは仕事ができない上に、頻繁にトラブルを持ち帰ります。
自分のミスを隠したり、他人の足をひっぱることにもパワーを使います。
もちろん周囲からも嫌われ評価もされませんが、なぜかこういう人種は自分の都合のよいように記憶を改ざんする癖があるので「全て他人のせい」ということにして、メンタル強く生きていけるのです。
まあまあのモンスターだよね。
私は、いわば彼らの起こす数々のトラブルを収束させる役割でもありました。
そこで、冒頭の投稿のような流れになったのです。
31歳、退職願望が加速した瞬間。若手のミスで、激オコクライアントに訪問謝罪。100%弊社の非なので、責任者として誠心誠意対応した。現場を出たら、ミス本人から一言。
「もふさん、なんか平謝りでしたね笑」
センス無い人材のフォローが仕事ならば、個人で働くほうがストレスないな、と思いました。
労いの言葉かと思いきや
激昂するクライアントの言い分は100%正しいため、私は誠心誠意対応しました。
トラブル対応自体は慣れているので、この流れ自体はいつものことです。
誠実に相手の言い分を聞き、謝罪し、最終的に損害補償、代案提出という流れで、その場を収めていただきました。
そして現場を出て、ミスした張本人にかけられたのがこの言葉でした。
「もふもふさん、なんか平謝りでしたね〜笑」
私の気持ち悪い反応
上司に対し「平謝りでしたね〜笑」はなかなか衝撃ワードだと思いますが、彼女(女子です)の目を見る限り、どうやら私への悪意として使っているわけではなさそうでした。
推測するに、彼女の中で謝る文化がなく、その場の気まずさを和らげるため冗談にした、といったところだと思います。
常人と異なるのは、その言葉とタイミングに、致命的なほどセンスがないという点です。
だからトラブルになるんだよね。
私はというと、その言葉に驚きすぎて「そうかな?へへへ…」とニヤニヤする、絶妙に気持ち悪い人になってしまいました。
教育コストは合理的に判断する
ちなみに、こういった致命的なセンスの無さを感じた場合、私は彼らの内部にまで入って教育し直すことはありません。
というのも、たいていは契約社員なので、契約満了になるまでトラブルやミスが出ないようフォローするのが私の仕事だからです。
そのため、業務上の注意点は伝達するものの叱ることはないし、ましてやこちらの感情が引っ張られることもなく、淡々と自分の業務範囲をこなすだけの日々でした。
逆に、教育コストをかけるだけの人材だと判断した場合は、丁寧に軌道修正を試みます。
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点が積み上がると、線になる
これが最もわかりやすいエピソードだったため今回ご紹介していますが、実はこのような出来事は管理職となってからは日常茶飯事でした。
そのため、私にとってはこの件が大きな引き金になって退職を決意した、というものではありません。
退職願望が加速した感じはあるかな。
ただ、自分の心の違和感が蓄積された結果、ある時「あ、もう辞めよう」と思いました。
最初は小さな違和感の点でも、それが蓄積されると人は必ず疲弊します。
私にとっては今回のような出来事の点がいくつも重なり、それがある時ひとつの線となりました。
それは、
誰かのフォローではなく、個人で働いた方が楽しいし稼げる。
という心からの実感でした。
好きなことでゆるく働く今
私があなたに強く言いたいのは、私は今のこの好きなことでゆるく働く暮らしが、心から幸せだと思っていること。
そのため、もし今組織での働き方に違和感を持つ方がいたら、どうか個人で自由に生きる選択肢もあるということを知ってほしいと思います。
今は自分の働き方の選択肢に、ひとつ加えるだけで大丈夫。
それだけで、ほんの少し息苦しさが軽減されませんか?
それを選ぶかどうかは、あなたの中の点が線になった時に決めればよいのです。
経済的自立があれば、好きなことで働ける。
私はこの考え方に気づいた時に、今までの懸念点の数々がスッと繋がり、解決できる1本線となりました。
このような考え方を大切にし、サイドFIRE資金目標の1800万円に向けて資産形成したいと思っています。
まとめ
以上、31歳、退職願望が加速した瞬間のエピソードでした。
もしあなたが今の働き方に違和感があるならば、それを取り除ける未来をつくっていけるのは自分しかいません。
どうか自分を幸せにできる働き方につながりますように!
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