こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
2024年10月より、切手類の値段が上がりますね。
私の趣味のひとつは、友人にお手紙を書くことです。
今回は、「物質的な豊かさより、私には手紙をかける友人が価値。」についてお伝えします。
この時代に、手紙を書けるってありがたい
私がありがたいと思っているのは、自分に手紙をやりとりする友人がいること。
こんな時代に紙にペンで文字を書き、切手を買って、投函するという人がいるのか?という感じかもしれませんが、少なくともここにふたり(私と友人)います。
私は手紙を書くのも好きだし、友人からの書簡を読むのも大好きです。
ポストに封書や絵葉書が届いていると、心が温かくなります。
キッチンでコーヒーを淹れながら彼女の近況を目で追い、ふふっと笑ったりする瞬間も好き。
雨の日に、テーブル下にいる犬の寝息と雨音を聴きながら、ペンを走らせる時間も大好き。
こういう時間は、お金がいくらあっても買えるものではない豊かさだと思うんですよね。
魅力的な親友がいるということ
友人は、私の大学生の時からの親友です。
たくさんの本を読んでおり、字が世界一美しく、博識で、優しく、とてもユーモアのある人です。
私たちの共通点は、お酒を飲むことと、小説家の村上春樹が好きなこと。
そのため、二人でいる時はお酒を飲みながら、村上作品の考察を永遠と語りあいます。
私が東京に出てきてしまったため、地方都市にいる彼女と会えるのは2年に1回程度なのですが、会っても久々という感じがしません。
というのも、私たちがふだんから、手紙でのやりとりをしているから。
手紙の内容
手紙の内容は、むかし小学生がしていた交換日記や、中学生が授業中にまわした小さな手紙みたいな感じです。(これ、伝わるかな?)
具体的な内容は、これら。
- 近況の報告
- 最近のニュースなどで感じたこと
- 最近読んだ小説の感想
- 村上小説再読での新しい気づき
- ちょっとしたイラスト
- ちょっとした短編小説
- 突然の俳句
- 謎のクイズ
わかりやすくいうと、書簡の内容は、何でもありなのです。
便箋もそこらへんにあった紙だったりするときもあるし、小さなノートをそのまま送ることもあります。
こんなクリエイティブな遊びが、切手代だけで楽しめるとは、なんとすばらしいのでしょう。
手紙をやりとりして20年
そんな手紙のやりとりも、もう20年続いています。
おそらく200-300通はやりとりしているね。
私が社畜に進化し、我を失っている時期もありました。
彼女が体を壊し、閉鎖病棟に入院していた時期もありました。
そんな時にも、手紙って自分自身への癒しにもなるんですよね。
人生とは基本的に孤独なものですが、こういうゆるやかな繋がりがあるだけで、人は生きていけます。
おばあちゃんになっても、手紙のやりとりをしようね。いつもありがとう。
と、ふたりで言い合えること自体が、私は大きな豊かさだと思っています。
まとめ
以上、「物質的な豊かさより、私には手紙をかける友人が価値。」についてお伝えしました。
私は一時期自分を見失って散財人間になってしまったわけですが、原点に戻るとこういう友人が価値だなあと改めて思います。
ささやかながらサイドFIRE(コーストFIREか?)をして思ったのは、
- たいていのものはお金で手に入る
- でも創造性と豊かな人間関係だけは、お金だけでは手に入らない
ということでした。
あなたにとって、お金では買えない豊かなものはなんですか?
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