こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
ツイッターで恐ろしい記事が流れてきました。
なんと「底辺職ランキング」というものを、新卒向け就職情報サイトが公開したのだそう。
10以上の「底辺職」一覧も見ましたが、私が知る限り全然底辺ではなかったです。
記事は削除されましたが、「職業差別を助長する」といった批判がツイッター上で相次いでいるのだそう。
そりゃそうだ。
今回は職業差別について、私が思うところを綴ります。
結論から言うと、どんな仕事にも面白さがあるし、良い仕事かどうかを決めるのは自分次第ということです。
ペットシッターという職業
私は大好きな動物のお世話をする「ペットシッター」として活動しています。
このお仕事は、最近少し資格取得条件が厳しくなりましたが、私の時代は特に難しい資格は不要でした。
そのため学歴も一切いらないし、ほぼ誰でも始めることができます。
そして基本的には肉体労働、つまりブルーカラーの分類となります。
周囲からは「動物と遊ぶだけの誰でもできる仕事」と思われることも多いですし、元同僚からは遠回しに「せっかく大学に行って大企業でキャリアを積んだのに、最終的にそんな誰でもできる職業に就くなんてもったいない」と言われたこともありました。
ただ、どんな仕事でも、神は細部に宿ります。
誇りを持てる仕事になるかどうかは、本人次第なのです。
誇りを持てる仕事にする
たとえば、世界一清潔な空港として名高い「羽田空港」で働く清掃員、新津春子さんをご存じでしょうか。
NHKのプロフェッショナルという番組で取り上げられた(最近はなんと教科書にまで載っているらしい!)ので、とても有名な方です。
彼女は「清掃」という、資格も学歴もいらない仕事を自分なりに突き詰めました。
その仕事への探究心と実力が評価され、清掃員500人に指導をする立場になり、結果、羽田空港が世界一清潔な空港として賞を受けるまでになったのです。
私はTV番組で観ただけですが、彼女の仕事への姿勢に感銘を受けました。
そしてどんな仕事に就いても、
- 誇りを持てる仕事にするかどうかは本人次第
- 神は細部に宿る
ということを、改めて彼女から教えてもらいました。
神は細部に宿る
神は細部に宿るという言葉は、昔私がクリエイター職だった時代に叩き込まれたものです。
どんな仕事でも細部に妥協せずこだわりつづけることで、完成度が高まるという意味合いです。
正直、忙しい時は特に「もうこれでいいか」と思いたくなる場面はたくさんあります。
しかし、そんな時は、私が尊敬する上司から言われたことを思い出しています。
一度手を抜いたら、永遠に抜き続ける。なぜなら自分に嘘はつけないから。一度手を抜いたという事実は、自分の中に蓄積され、どんどんこだわる姿勢が消えていく
これはクリエイターとしてだけでなく、今の自分の仕事でも大切にしている言葉です。
むしろ、どんな仕事にも当てはまる教えだと思います。
どんな仕事も自分次第
文章にすると月並みな表現になってしまうのですが、結局はどんな仕事も自分次第で楽しくなるし、突き詰めたらその道のプロフェッショナルになることができます。
私はアルバイトのキャバ嬢の時も、その後の人生に繋がるたくさんの学びがありました。
この時も、もし自分が「たかがアルバイト」と思って周囲を全く観察していなかったら、貴重な学びを得ることがないまま終わっていました。
学んだことの詳細は、以下にまとめています。
そして、現在のペットシッターという仕事も、深く知れば知るほど自分の中に譲れない軸や誇りが生まれています。
ペットシッターのプロフェッショナルになりたい
私はペットシッターとして、前述した清掃員の新津春子さんと同じように、プロフェッショナルでありたいと思っています。
ペットシッターが誰でもできる単純仕事なのか、この世に価値のある仕事なのか、それを決めるのは自分です。
私が大切にしている軸は、動物危機管理のプロであること。
動物と飼い主さん両方の暮らしをサポートするプロであること。
これらの点においては「あなた以上のペットシッターはいない」と言われる存在になれるよう、自分の仕事を楽しみつつ、細部までとことん追求していきたいと思っています。
まとめ
どんな仕事でも、自分が「単純作業」「意味のない仕事」などと思ってしまえばそれで終わりです。
もしかするとペットシッターという職業も、一般的には、最初で言っていた「底辺職」と見られる職業なのかもしれません。
しかし、私にとっては知れば知るほど奥が深く、自分が誇りを持てる大好きな仕事です。
そして、自分自身が深く楽しむことができれば、どんな仕事も天職になると思っています。
みなさんも、目の前の仕事に手を抜かず、一度細部にまでこだわってやってほしい。
こだわり続けると、どんな仕事でも楽しくなる気づきがある、というのが私の経験でした。応援しています!
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