フリーランス夫婦は、税金との戦いと知った年始。

資産形成

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

義理の妹(以降、妹と記載します)が会社から独立し、フリーランスになって5年が経ったそうです。

妹のだんなさんも、同業者のフリーランス。

先日久々に会った時に、「どちらも国保なので、税金がマジできつい。」と嘆いていました。

今回は、「フリーランス夫婦は、税金との戦いと知った年始。」についてお伝えします。

お年賀菓子がかわいかった

夫婦でフリーランスの実態

妹夫婦は、業界は説明しませんが売れっ子のデザイナーさんです。

そして、数年前に赤ちゃんが産まれました。

在宅ワークでありますが、やはり仕事が立て込んでいる時は手がまわらず、家族のだれかが常にサポートに行っている状況です。

実家の近くに引っ越して大正解!

妹は、環境がガラリと変わった状況となり、自分の未来の働き方について考えているようです。

きついのは、やっぱり税の重さ

もちろん時間のやりくりが一番大変だと思いますが、さらに妹が今きついと思っているのが、

夫婦+子の国保の高さ。

ちなみに、多くの方には馴染みがないかもしれませんが、クリエイターのフリーランスには文芸美術国民保険という制度があります。

▶︎公式:文芸美術国民保険|保険料について

こちらに記載している保険料、ご参考までに。

令和6年度保険料

①組合員1人 月額 25,700円(内訳:医療分19,900円 後期高齢者支援金分5,800円)

②家族1人当たり 月額 15,400円(内訳:医療分9,600円 後期高齢者支援金分5,800円)

③介護保険料(満40歳から64歳までの被保険者(当組合に加入するすべての方))1人当たり 月額 5,700円

文芸美術国民保険 保険料について

40歳だったとしたら、それぞれフリーランス+子1人=78,200円もするんですね。

それでも国保よりは一見お得に思えるかも知れませんが、実は文美に入るためにも協会所属を維持しなければならなかったり(協会費要)、地味に色々かかります。

妹の考えている今後の選択肢

子の教育資金と自分の老後資金をなんとか確保したい妹としては、やはり節税についても色々考えているようでした。

  1. 現状維持で小さく節税
  2. 世帯年収2000万円クラスまでつっぱしり、本格節税をする
  3. マイクロ法人化して、どちらかが仕事量を減らす

話を聞くと、1はすでにやりつくしているらしく(iDeCo、小規模企業共済、家事按分、ふるさと納税などなど)、

まあ2か3が次の落としどころなんじゃない?

という話になりました。

2は、本格的に法人化し税理士さんをつけることで、家を買う与信をつくったり、経費範囲を拡大できたりと、うまみがあります。

彼女の同業者には、こういう夫婦が多いみたい。

やりたい仕事+実績ありのフリーランスは強い

世帯年収2000万円が選択肢の1つと聞くと、驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。

妹夫婦のすごいところは、

やりたい仕事+その実力をすでに手に入れているプロ+少々ニッチな職種

であるということです。

きつい下積み時代をやりきっただけで、偉業だと思う。

そのため、私がもし妹夫婦だとしたら、この2択で考えるんだろうなと思いました。

稼ぎまくる or 節税にふってゆるい働き方にする

20代は前者、30代以降は後者だった私の感覚からいうと、こればかりは体力次第だなと思います。

ただ、夫婦で会社化し本格的に稼ぐとなると、やはり仕事はさらに積極的にとりにいく必要がありそう。

また、ときには従業員を育てたりなど、新たなことに挑戦しなければならないかもしれません。

そして、これは妹夫婦だけでなく全てのフリーランスに言えることですが…

フリーランスは、本当にいつ何が起こるかわからない。

業界自体が不安定なので、いつ仕事がなくなってもよいよう、いずれにせよ資産形成はしっかりやっておいて損はないと思いました。

とりあえず、手持ちの非課税投資枠は、全て使うのだ!

まとめ

以上、「フリーランス夫婦は、税金との戦いと知った年始。」についてお伝えしました。

それにしても、独立前に全ての環境を整えていた妹夫婦、ほんとすばらしいなあ。

子どもとの時間も、ふたりとも在宅ワーク+家族総出のサポート体制なら、なんとかなりそうですしね。

じじばばも、お孫ちゃんのお世話をできるのが嬉しいみたい。

改めて、「子は皆で育てる」という表現がぴったりだなあと思いました。

姪っ子ちゃん、このまますくすく育っておくれ〜!

【関連】よろしければこちらもどうぞ。妹もこのタイプな気がします。

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