年末の帰省では、親とお金の話をしておこうね。

資産形成

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

年末に帰省される方はいますか?

その時に、やっておいたほうがいいことがあります。

それはズバリ、お金の話。

今回は、「帰省では、お金の話もしておこう!」についてお伝えします。

父の愛読書、日経マネー

40代娘が帰省する目的は、3つ

私は先日帰省したのですが、実は娘として目的が3つありました。

  1. 親の老化具合の確認
  2. 親の新NISA設定
  3. 相続について、親へ意思を伝える

それぞれ説明していきます。

①親の老化具合の確認

昔、年老いた両親が詐欺などに遭うことのないよう、家族間で日常会話ができるグループLINEを作りました。

母からは「庭にリスが来たよ」という画像や、「野菜送ったよ」などの連絡がきます。

父はLINEの使い方がいまいちわからないようで、たびたび風景画像が無言で送られてきます。

こういうの。

そんなわけで、普段から連絡はとっているものの、娘としてはそろそろ認知症の気配身体的な問題などの把握をしておきたい気持ちがありました。

というのも、「実家に帰ってみたら部屋が荒れていて、認知症の始まりだった」みたいな話をよく聞くので…。

父の老化がすごかった

数年ぶりに帰省してみたら、いつもの整理整頓された実家だったので、ほっとしました。

母は、ルンバに名前をつけて愛でたり、テキパキ台所仕事をしたりと、いつもと変わらずでした。

ただ、今年漁師を引退した父は、体が思うように動かなくなってきたようでした。

とはいえ、朝8時から「ビール飲むべ!」と誘ってきたりして、中身はいつものごきげんな父。

娘としては「多少は注意しつつ、今はまだ大丈夫そうだな」という判断でした。

② 親の新NISA設定

FXトレーダーだった母が、ついに引退することにしたようです。

「もう頭が回らなくなるので、新NISAでリスクの少ない投資に切り替えたい」とのこと。

母は現在75歳なので、現金で持っていてもいい気もするのですが、どうしてもいくらかを運用したいということでした。

投資大好きな両親

ちなみに、両親ともに65歳をすぎてから、自分でSBI証券を開設し、NISAでの運用もしています。

ただ、日本株派の父とFX派の母でして、「YouTubeで全世界というのを聞いたが、たくさんありすぎて何を選んだらいいのかわからん。」とのこと。

そこで、新NISAのつみたて投資枠だけ、設定してあげることにしました。

つみたて投資枠120万円分を、オルカンで埋める

ふたりにリスクや長期投資前提の話をして、それぞれ、以下の王道設定をしました。

  • 2024年からの新NISAつみたて投資枠
  • e MAXIS Slim 全世界(オール・カントリー)
  • 月10万円ずつ積立

75歳ということで、長期投資ってどうなんだ?とも思いますが、どうやら子どもへの相続の意味も強いようでした。

非課税口座での運用ならば、もし両親が亡くなって相続する場合は、子どもたちの特定口座に入りますよ。

そのほかは、ふたりとも成長投資枠で、個別株を自分で買うそうです。(日本株は私より詳しいので放置。)

③ 相続について、親へ意思を伝える

両親のなかでは、私が10年前のちゃらんぽらんな散財娘のままで情報が止まっているらしく(伝えていないから当然なんだけど)、私がNISAの存在を知っているだけで相当驚いていました。

資産形成ブログをやっていると聞いたら、心の底から驚くと思う。

そんなわけで、私の今回の帰省のメインテーマが、こちらを伝えることでした。

何ももらわないし、何もあげない。

つまり、相続はいらないし、私の資産も頼りにしないでね、と一度ちゃんと伝えておきたかったのです。

「施設に入る費用がない」と頼られても困るから、自分たちでなんとかしてねとも言いたいし、

娘へお金を残す心配はしなくていいからねとも言いたい。

親はのんきであった

こう宣言したところ、私が人並みに資産形成していると知り、両親とも「そりゃ安心した」とケラケラ笑っていました。

相続は親が決めることなので、今後どうなるかは知りませんが、重要なのは自分の意思を伝えること!

親が相続すると決めるなら、ありがたく受け取るよ。

伝えるべきことは伝えたので、現時点では私がこの先で後悔することはないかな、と思いました。

結論:年末帰省では、お金の話もしておこう

私がみなさんにお伝えしたいのは、

帰省ではお金の話もしておこう!

ということ。

私は今回、親の資産状況をなんとなく知って、彼らの老後問題がクリアになりました。

また、相続についての自分の意思も伝えられてよかったです。

お金への考え方は本当に人それぞれだと思うので、やんわりと老後の意向を聞いておくだけでもよいと思いますよ。

まとめ

以上、「帰省では、お金の話もしておこう!」についてお伝えしました。

結論としては、私の場合は「資産は何ももらわないし、何もあげない」と伝えられたのが良かったです。

そういえば、その流れで今回改めて知ったのですが、

76歳の父の収入(仕事+年金)が、40代の我々夫婦世帯と同程度

でした。

都心で働き盛りの40代夫婦と同じなんて、衝撃すぎましたよ…。

今年まで働いていたのもすごいけど、70代の年金額自体もすごかった。

今後は年金のみの生活になるので、娘としては相変わらずギャンブル脳の父に、一応は目を光らせておこうと思います。

【関連】今回、親にこの話もちゃんとしましたよ。

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