こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
先日このようなツイートをしました。
私は3000万円以上は貯めないと決めている。お金って魔物。不安のために際限なく貯めると、私の場合は蓄財に取り憑かれちゃう。
— もふもふ@好きなことでゆるく働く主婦犬|サイドFIRE (@mof_yuru) January 30, 2023
私にとって資産は、一生好きなことでゆるく働くための手段のひとつ。サイドFIRE資金は1800万円で十分だし、もし足りなくなったら生き抜く力で補填すればいい☺️
私は3000万円以上は貯めないと決めている。お金って魔物。不安のために際限なく貯めると、私の場合は蓄財に取り憑かれちゃう。
私にとって資産は、一生好きなことでゆるく働くための手段のひとつ。サイドFIRE資金は1800万円で十分だし、もし足りなくなったら生き抜く力で補填すればいい。
このブログでも何度かお伝えしていますが、私は散財と同じように、蓄財にも取り憑かれたくないと思っています。
今回は、私がお金に取り憑かれずに生きたいと思った3つの経験をご紹介します。
お金は魔物
お金は、こちらが主導権を持って使う側に回れば、幸福と引き換えにできる最強ツールになります。
しかし、逆にお金に主導権を握られてしまうと、人は簡単にお金に依存してしまいます。
お金って魔物なんですよね。私がそう思った場面は、人生で3回あります。
- インドの悲しい日本人長老に出会った時
- ロンドンでお金が減っていく恐怖を味わった時
- 社畜のストレスで飲み歩いていた散財期
それぞれ簡単にご紹介します。
① インドの悲しい日本人長老に出会った時
インドで一人旅をしていた時、とある村で長老のような風貌をした日本人のおじさんに出会いました。
その方は「日本人はなんでも金で解決し、魂が汚れている」と、お金を極端に嫌っている人でした。
私は彼の主張の是非以前に、彼があまりに孤独で不幸せなオーラをまとっていたので、なぜか自分まで悲しい気持ちになってしまったんですよね。
私はお金嫌いの長老に出会って、
欲と嫌悪、どちらの意味でもお金に取り憑かれるのは良くない
と学びました。
この話はこちらにまとめてあります。
② ロンドンでお金が減っていく恐怖を味わった時
お金が減っていくと心もすり減っていく、ということをリアルに体験したのがこちらです。
私は何を思ったのか、20代前半に身ひとつで渡英し、永住しようと本気で思っていた時期があります。
その時に握りしめて行った日本円が、円安のため壮絶なスピードで減っていくことに、心から恐怖を感じました。
お金がなくなると、正常な思考ができなくなっていきます。
なんだか卑屈になるし、心が焦ると負の連鎖が続いてしまうんですよね。
この経験から私は、
幸福に生きていくうえで、お金の自衛をすることは必要
であることを学びました。
③ 社畜のストレスで飲み歩いていた散財期
私がお金は魔物だと思う理由で最も大きいのは、自分に散財期があるから。
①②のような経験があったにもかかわらず、仕事のストレスにより、毎日飲み歩いたり、ブランドものを買い漁ったりしていたのです。
もしその分を投資していたら…と思ったこともありますが、一方で、もしあの散財時代に戻れたとしても、私はまた同じように散財することになると思います。
なぜなら、あの頃の私の器にはあの収入は大きすぎたからです。
この経験から私が学んだのは、
「自分の器」を把握しないままでは、お金は浪費するものにしかならない
ということでした。
この話は、こちらにまとめてあります。
結論:お金に囚われている状態から離脱しよう
これらの経験から、私にとっては散財はもちろん、過度な蓄財もお金に囚われている状態なのだと思っています。
もちろん、お金を貯めること自体が本人の楽しい趣味になっている場合は良いのですが、私の場合は蓄財は特に楽しいと思うことでもないんですよね。
ポイ活もゲームみたいに楽しい、という域には至っていませんし、投資も必要ないのであればしていないと思います。
だからこそ、将来不安のために際限なく貯めるというのは、私には危険な依存への第一歩です。
お金は自分を幸せにするためのツールにすぎない
私は「3000万円以上は積極的に貯めない」と決めています。
具体的には、3000万円まで貯まったら、その資金はそのまま置いておくだけ。
資産が勝手に大きくなるぶんには大いにけっこう!
私にとって資産は、一生好きなことでゆるく働くための手段のひとつ。それ以上は特に必要ありません。
そして良くも悪くも、昔のようにお金に支配される暮らしはしたくないのです。
そのかわり、私にはたくさんの経験があります。
どんな場所でも、どんな働き方でも、プライドを捨てられるし、タフになれるし、必要に応じて柔軟に生きていける力があります。
そのため、もしどこかでお金が足りなくなったら、その時はこの生き抜く力で補填すればいいかなと思っています。
どこでも生きられる力、一生大事にするよ。
まとめ
以上、私がお金に取り憑かれずに生きたいと思った3つの経験をご紹介しました。
私が学んだのは以下でした。
- 欲と嫌悪、どちらの意味でもお金に取り憑かれるのは良くない
- 幸福に生きていくうえで、お金の自衛をすることは必要
- 「自分の器」を把握しないままでは、お金は浪費するものにしかならない
散財も過度な蓄財も、私にとっては等しくお金に主導権を握られている状態なんですよね。
あなたがもし「蓄財に取り憑かれて、気持ちよくお金を使えない」という状態であれば、一度主導権がお金と自分のどちらにあるのか、考えてみましょう。
私は散財時代の自分からお金の主導権を取り戻したので、ほどよく蓄財しつつ、気持ちよく使いたいなと思います♪