こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
先日子育て中の友人とランチしていたのですが、まあ愚痴が多い多い!(笑)
少々お腹いっぱいなので、しばらく彼女とは会わなくてもいいかなと思いました。
ドライなようですが、友人の課題は友人のもの。そして、私は楽しいことにしか興味がないのです。
ただ、今回の内容がちょっと面白かったので、こちらにも綴っておきます。
私が「モヤモヤしたときの解決思考法」も載せているので参考になれば嬉しいです。
子育てが大変すぎる!という愚痴
友人(30代後半、フリーの制作ディレクター、2歳の子がいる)の愚痴は以下の内容でした。
- 家事は全部自分
- 育児も全部自分
- 夫は外面がいい
- ママ友が面倒
子育て中の愚痴としては王道すぎて、目新しい話題は特にありませんでした。
私が興味深いと思ったのは、彼女が度々「子どもがいないと気楽でいいなあ」とつぶやいていたこと。
人生の幸福を他人と比べてしまう脳
彼女は8年の辛い不妊治療を経て、やっと授かった子の育児中でした。
私は当時の彼女の苦悩も見てきたので、そんな彼女でも隣の芝生が青く見える(もしくはマウントをとりたくなる)のだなあ、と思いました。
たしかに、子どもがいないと気楽ではあります。
そして、それと同時に、子どもは愛しい存在。
その両方を理解し、その上で自らの意思で子育ての道を選んだのは自分のはず。
それでも、いつのまにか子どものいない友人(私)が気楽そうに見えて、なぜだか敵に見えかけてしまっているんですよね。
つまり、今の人生が幸福かどうかを隣の人と比べて優劣をつける脳になってしまうのです。
自分と真逆の存在が敵に見える
もちろんお子さんはとても可愛いと思うので、きっとそれだけ心に余裕がない状態だということなのだと思います。
彼女としては子どもは可愛いけれど、未来に不安だし、暮らしに不自由なことも多い。
そのため、お気楽そうな私のことがフェアじゃない存在に見える、という流れのようです。
- もふもふちゃんは毎日自由でいいなあ
- もふもふちゃんは子の学費の心配なくていいなあ
と、言葉の端々から「なんかそっちだけずるい」みたいなニュアンスを感じました。
自分の意思で選択したということを忘れちゃうほど、大変なんだね。
もしあなたが彼女のような状態に陥ったらどうしますか?
私がこういうときに行う対処法を3点、お伝えします。
解決法① モヤモヤしたら、原点に立ち返る
私なら、無意識に他人を羨んだり攻撃したりすることは、最も回避したいことです。
なぜなら、無意識に「いいなあ」と他人を羨む言葉は、負の言霊となってしまうから。
私は自分のモヤモヤに気づいたら、自分の中に潜って原因を探ります。
そして、課題解決のための目標に置き換えます。
例えば、以下のような流れです。
- 毎日自由でいいな→今はどうしても大変→ママ友の戦友をつくる、頼りになる子育て先輩を探す
- 子の学費の心配なくていいな→学費の心配→NISAを開始する
これは一例です。
他にもいろいろな解決策があると思いますが、思考の流れとしてはこういうことです。
大切なのは、他人を妬むことにパワーを使わないこと。
無駄以外の何者でもないですからね。
解決法② 普段からギブの精神でいる
もちろん今回の友人のように、どうしても感情が溢れてしまうときは、無理せず友人に吐露しましょう。
ただ、それはギブアンドテイクであることを忘れずに。
行き着く先のない感情のサンドバック要員として友人を頼り続けると、ただのテイカーとなってしまい、搾取され続けた友人は去っていきます。
「困った時はお互いさま」の姿勢を持ち、こういう時のために普段からギバーであることが大切です。
いろんな場所に助けてもらおう
また、その他の具体的な解決策として、行政の相談コーナーも頼りになりますよ。
もし育児の悩みを吐露したい時は、ママ専用サイトの掲示板などもあります。
特定の友人に負の感情を集中させてしまうと、良い関係が維持できません。
かといって、一人で抱え込むのはもっと深みにハマります。
なるべくいろんな場所にヘルプを分散し、あちこちから助けてもらいましょう。
こういう時、孤独にならない工夫がだいじだね。
解決法③ 人間関係は白黒つけすぎない
そして、私が最もみなさんにお伝えしたいのがこちら。
嫌な思いをした時や価値観が合わない時に、すぐに関係を切るのはもったいない!
一度や二度テイク(搾取)されたからといって、「もう友達やめる」というのも極端な選択です。
なぜなら、誰だって人生には良い時も悪い時もあるから。
私は相手の人生と自分がうまく交差する時には近づき、そうでないときは少しだけ距離をとるようにしています。
この世界はグラデーション
現代はとにかく白黒つける風潮がありますが、この世界って本来白と黒だけでなく、グラデーションなんですよ。
その中でしなやかに生きる人だけが見える世界って、私はあると思うんですよね。
この歳になると今回と同じような場面は多くありますが、数年後に再会すると楽しい会話に戻る、なんてこともけっこうあります。
そうでなくても、違う価値観から学ぶことも少なくありません。
お互いの本質に波長の合う部分があるかぎり、何度でもそういう瞬間はやってきます。
人間関係は、白黒つけずにゆるく付き合っていくのが、自分の世界を狭めないために非常に有効な方法となります。
心穏やかに、相手にも自分にも甘々でいきましょう!
まとめ
以上、私がモヤモヤした時の解決思考法でした。
それにしても、全てのママに余裕が生まれるよう、国はもう少し子育て世代を助けてほしいと強く思います。
私は自分でも不思議ですが、子を持ちたいという願望が想像できないまま現在に至ります。
自分はこのままお気楽に暮らしつつ、今後も友人を含めた様々な価値観に触れていきたいと改めて思いました。
何度も言いますが、人間関係は白黒つけすぎないこと。
相手が生粋のテイカーさんでなければ、お互いの人生の良い時に緩やかに繋がるのが、楽しく暮らすコツですよ♪
相手と状況が違う時こそ、白黒つけない!
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