【日本人はなぜそんなに働くの?】自分は不幸だと受け入れ、人生が好転した話。

サイドFIRE

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

先日、このような投稿をしました。

スペイン人の友から「日本人はなぜそんなに働くの?それでハッピーなの?」と心底不思議な顔をされた。

その瞬間に、つい「私の人生は幸せじゃない」と口にでた。30代社畜、奥底の本音だった。

不幸な自分を認めたら泣けた。けど私はこの時に初めて、年収や肩書きへの執着を手放せたんだよね。

この投稿、今までに何度かしているものです。

というのも、このエピソードが、自分が好きなことでゆるく働くための明確な分岐点だったから。

いま似たような状況の方に響くことがあればと思い、今回改めて当時の私の心の変わり方をご紹介しようと思います。

今回は、「なぜそんなに働くの?自分は不幸だと受け入れ、人生が好転した話。」についてお伝えします。

好きなことでゆるく働くへの分岐点

私が今好きなことで働けているのは、スペイン人の友人(正確には、親友の夫)からの純粋な質問があったから。

改めて、それがこの一言でした。

日本人はなぜそんなに働くの?それでハッピーなの?

スペイン人の彼の考え方

彼自身は、英語の使えるエンジニアとして、S&P500に入っているような優良企業を渡り歩いている人でした。

こう書くと仕事熱心な人に思われるかもしれませんが、実態は全然違います。

仕事はほどほどにするタイプで、色々な国で暮らしたいからエンジニアをやっているという感じ。

実際に当時の彼らは、税金の低い国や、為替差のある国に移住することで、気楽に生活しているようでした。

さらに、彼の働き方も面白かった!

余力を残す働き方が魅力的

彼は、職場では「余力は、常に半分を隠し持っておく」をモットーとしていました。

たとえば、優秀なエンジニアである彼は、突発的な差し込み依頼は受けないと決めていました。

それどころか、彼は納期を長めに見積もることで「自分のタスクは早く終わらせ、仕事をしているふりをして納期まで遊んでいる。」とのこと。

また、「英語ができるエンジニアには希少価値がつくから、若い頃に勉強しておいたんだよー。」と笑っていました。

会社の奴隷だった私には、彼のそういう戦略性と、個人主義的な働き方に目から鱗だったんですよね。

少なくとも私の知る限り、当時の東京でそんな働き方の人はいませんでした。

彼らの暮らし方は、豊かそのもの

そうして経済的にも時間的にもゆとりをつくった彼らの暮らしは、「豊か」のひとこと。

消費による贅沢をしているというわけではなく、純粋に日常を楽しんでいたんですね。

たとえば、美しい裏山を散策したり、バルコニーで夕日を眺めながらワインを飲んだり。

大人だけでなく、子どもたちも含め、皆がゆったり豊かな時間の使い方をしていました。

自分はこういう幸せから、なんと遠い場所にいるのだろう

その時に私が眺めた、友人たち家族の様子↓

これはたしか、おうちの裏庭かな?

いや、ほんと、なんて幸せそうな光景でしょうか。

東京で髪を振り乱して働いていた自分には眩しすぎて、目がつぶれるかと思いました。

こういう光景を眺めているうちに、ふと我にかえったんですよね。

自分はこういう幸せから、なん遠い場所にいるのだろう。

洗脳が解けた瞬間

「バリバリ都会で働き、年収1000万円ある自立した女性」に憧れた時代も、たしかにあった。

あったけれど、実際に手に入れてみると、その代償の大きさに疲弊していたのも事実でした。

認めたくなかったけど、自分の器ではなかったみたい。

そんなある夜、彼に日本での長時間労働のことを話しました。

彼は「日本人はなぜそんなに働くの?それでハッピーなの?」と心底不思議そうでした。

その瞬間でした。

私の口から思わず、「私の人生は幸せじゃない」という言葉が出てきたのです。

自分でも自分の言葉にびっくりしましたが、それは長い間見ないふりをしてきた私の本音でした。

いま自分は不幸なのだと気づいた

その時に初めて、社会的に恵まれた肩書きがあっても、安定した収入があっても、

いま自分は不幸なのだ

と、認識したのです。

自分なりに必死で積み上げてきたものが、全て無駄だったと突きつけられた感覚でした。(実際はそんなことないけど、その時はそう思った。)

このことを受け入れるのは、個人的にかなりきついことでした。

一方で、まるで憑きものが落ちたように、自分の望む未来が見えた感覚もありました。

帰国後、私はしばらくして会社に退職届をだしました。

結論:手放した人だけが、ほしいものを得られる

その後、今はかつての自分が思い描いた通り、好きなことでゆるく働いています。

好きな仕事を個人事業として育てるうちに、運やご縁も味方してくれて、想像以上の収益も得られました。

それをインデックス投資に回したことで、1800万円サイドFIREも実現しました。

闇雲な不安や執着を手放した人間だけが、ほしいものを得られる

自分を振り返るかぎり、これが真理でした。

あなたも、「ずっとこのままの人生なのかな」と不安や孤独を感じながらも、見ないふりをしていませんか?

執着を手放すことがどうしても難しいという方は、それに変わる精神的安定の土台を手に入れてください。

最も再現性があり効果的なのは、やはり個人資産の形成だと思いますよ。

まとめ

以上、「なぜそんなに働くの?自分は不幸だと受け入れ、人生が好転した話。」についてお伝えしました。

私の結論は、こちらでした。

  • 自分は不幸だと受け入れたことで、今好きなことでゆるく働けている。
  • 闇雲な不安や執着を手放した人間だけが、ほしいものを得られる
  • 不安を手放すために効果的なのは、個人資産をつくること。

当時と今の違いは、NISA制度が充実していることと、個人で事業がしやすくなったことですね。

特に投資に関しては、私が資産形成しようと思い始めた10年前に比べ、はるかに良質な環境が整っています。

個人資産は、じぶんの人生を生きるため。

資産形成を始めた方がいたら、引き続き一緒にがんばりましょうね。

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