こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
私は現在大好きな仕事であるペットシッターを、10年近く続けています。私個人としてはあっという間の10年でした。
しかし、その間に同じ時期に事業を立ち上げた同業者が、廃業したり転職したりして、どんどん減っていくのも見てきました。
競合がいなくなるって、寂しいものだよ。
では、現在まで事業継続している私と、廃業した同業者の違いはなんだったのでしょうか?
それは、私の場合は「好きの気持ちを守る働き方」をしたということです。
今回は、もしあなたが好きなことを仕事にした時に、ぜひ実践してほしいことをお伝えします。
好きなのに続けられないのはなぜ?
ペットシッターって、ほぼ全員が「動物が好き」という気持ちを持っているからこそ、たどり着く職業だと思います。
しかし、それでもやっぱり辞めていかれる方は多い印象です。
その要因はズバリ、どこかで「割に合わない」と思ってしまうから。具体的には、
- 賃金相場が低い
- 顧客獲得までの営業が辛い
- 労働時間が不規則
- モンスターカスタマー対応に病む
- 事故・トラブル対応が辛い
- 年末年始・お盆が休めない
といったところでしょうか。
これらはペットシッターという職業に限らず、きっとどんな仕事にもある負の側面だと思います。
好きの気持ちを守る働き方とは?
さて、上記の負の側面は私にも当てはまります。
ただし、私は自分の「好きの気持ち」を守ることに関しては、けっこう注力したと思います。
「好きな仕事」は一本道ではありません。
意外と小さな分岐点で「辛い」「飽きた」「辞めたい」という嫌なルートに入ってしまうものなんですよ。
せっかく見つけた、やりたい仕事。
その仕事で悪いルートに迷い込まないよう、自分の好きという気持ちを守ることが、私には最も重要なことでした。
私がとった具体的な方法は以下2つです。
自分の好きを守る方法① 副業で負を知る
私の場合は、派遣社員として週3日を企業で働きながら、土日を使ってペットシッター会社に所属しアルバイトをしました。
つまり、副業です。
ノウハウがないのに事業独立するのはリスキーだからね。
この目的は、まさに職場の負を知るため。
というのも、私はかつて頑張って教員免許を取得したものの、教育実習で職場の負を知り、教員になることを辞めた経験があります。
この損切りは個人的に手痛い経験だったので、以降はやりたいことがあれば、なるべく小さく挑戦することにしています。
自分にとって負が耐えられないものであれば辞めればいいだけですし、負を解消できるなら続ければいいのです。
たとえば私の場合
たとえば、先ほど挙げた「負」のうち、私の事業ではこのように解消しました。
- 賃金相場が低い →自分の気持ちよく働ける料金(相場より高め)に設定した。
- 顧客獲得までの営業が辛い →営業しない。収入は本業で確保した。
- 労働時間が不規則 →仕事量を減らし、自由時間を多めにとった。
- モンスターカスタマー対応に病む →礼儀なき依頼は受けない。
ちなみに、以下2つは私にとっては特に負ではありませんでした。
- 事故・トラブル対応が辛い →前職の経験から対応スキルがある。
- 年末年始・お盆が休めない →親族の集まりに出なくていいので楽。
このように、人それぞれ何を負に感じるかも異なりますよね。
私は旅行するにも高額だったり、親族の集まりがある年末年始はあまり好きではありません。
そんな時に仕事が入ることは、むしろありがたいことでした。
しかし、逆にこの時期だけは家族と過ごしたいという方も多いはず。
大切なのは、自分が何に負を感じ、どのように解消するか、ということです。
自分の好きを守る方法② キャパシティ管理をする
私が事業を立ち上げるときに、知り合いから「好きなことでも、いざ仕事にすると好きでなくなるよ」ととアドバイスされました。
が、それは間違いだとわかりました。
正しくは「好きなことでも、適度にやらないと嫌になっちゃうよ」ということです。
つまり、どんなに好きな仕事でも、嫌なことを引き受けたり、過労働になると、嫌なことに転じてしまうのです。
嫌な仕事はどんどん断れるのがフリーランス
自分がやりたいことや好きな仕事に出会った時、好きな気持ちだけではやっていけません。
だからこそ、私は
- 自分が嫌なこと
- 気の乗らないこと
は、どんどん回避しています。
たとえば、なんとなくモンスターカスタマーの匂いがする依頼がきたら、問い合わせの時点で予約がいっぱいということでお断りしています。
【関連】モンスターカスタマーってどんな人?という話はこちら↓
私は、フリーランスの素晴らしい点は、自分が嫌な仕事は断ってよいことだと思っています。
自由なぶん全ての責任を負うのもフリーランス
そして私の場合、さらに重要なのは「ゆるく働く」ということ。
私はなんとしてでも自分が最も楽しく働きたいので、現在は新規依頼はほぼお受けしていません。
動物は大好きですが、同じくらい自分の自由時間も好きなのです。
そのため、自分を犠牲にして働くことだけは避けたいと思っています。
その辛さは会社員時代に散々経験したからね。
また、自分の都合だけでなく、業務上の危機管理という面でもゆるい働き方は大切です。
もし仕事量が溢れるとミスが出やすくなりますし、予想外のトラブル(動物が怪我をして急きょ通院するなど)があっても、時間に余裕がないと対応できません。
自由なぶん、全ての責任を負うのがフリーランス。
このことをじゅうぶんに理解し対策することが、好きなことを続ける上で最も大切だと思います。
まとめ
以上、私が10年の間に学んだ、好きの気持ちを守る働き方が、継続ができるかの分かれ道という話でした。
好きなことを好きでい続けるためには、その周りの負を解消することが必要なんですよね。
私はこの先もこの仕事を一生続けたいので、周りの負をどう解消する?という方法をいくつも考えました。
その一つが、サイドFIRE。なぜなら、経済的自由があれば、好きなことを仕事にできるから。
私は目標である1800万円を数年以内になんとか達成し、この仕事への自分の「好きの気持ち」を今後も守りたいと思います。それでは♪
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